みりんの表示には大きく3種あります。
① 純米本みりん ②本みりん ③みりん風調味料 です。
まずは少しでも添加物を減らしたいとのことであれば、みりん風調味料は除きましょう。
本物のみりんは、もち米、焼酎、米麹の3つのみの原料で作られています。
ですが、①②の表示だけで判断するのはまだ早過ぎます!
「醸造アルコール」、「糖類」の表示されているものは戦後の米不足の際に行われた製法で、早く製造でき、コストカットできるため添加されているものです。
その他、もち米の産地にも注意したいところで、タイ産の米は過去に何度もカビが発生したことがあるとの報告があります。
このカビ毒は、「アフラトキシンB1」といい、天然毒の中でも非常に発がん性が高いものです。
また、安価のみりんには「発酵調味料」というものも使われており、これは酒税対策において施されるもので、お酒として飲めないよう塩分と添加物が入れられています。
というわけでまとめると、本物のみりんを探すには、裏表示に
もち米(国産) 焼酎 米こうじ(国産) とだけ記しているものを探してみましょう。
昔ながらの製法の本物のみりんは、一度にたくさん生産できないため少し高価になりますが、料理に少しずつ使うものですし、和食には欠かせないみりんですから、身体のためにも検討する価値はありそうですよね。