調味料は料理に欠かせないもので、毎日口に入ってきますよね。

それゆえに身体に優しいものを考えたくなるのは無理ありません。

 

現在、日本産の塩は化学的製造工程を施された精製塩です。

精製塩は天然塩のような甘さも苦さもなく、雑味のない99.5%が塩化ナトリウムで相当塩辛いです。

一方、本当の天然塩は塩化ナトリウムの純度が約80%、残りはマグネシウムやカリウム、亜鉛、カルシウムなどおよそ70種類ほどのミネラル成分で構成されています。

 

「ビタミンが欠乏すると病気に…ミネラルが欠乏すると命取りに…」といわれるほどミネラルは大切なものです。

ミネラルはバランスがとても大切で、塩化ナトリウムが増えすぎると血圧を上げたり腎臓を傷めたりと身体を傷めることになりますから減塩するのも大切ですが、減塩によって他のミネラルが欠乏するのでは本末転倒になってしまいます。

 

塩には本来、体を温める以外に食品の酸化を防ぐといった効果もあるのですが、減塩された商品には、防腐剤のような添加物が使われることもあり注意が必要です。