今や、私たちの生活において、プラスチックは切っても切れない材料となっています。

プラスチックそのものは害がないのですが、海のごみとして年間800万トン(東京ドーム7個分)が海に漂っているといわれています。

 

これが海で細かく削られ、5mm以下まで細かくなったプラスチックを「マイクロプラスチック」と呼ばれます。

 

このマイクロプラスチックの表面に海中に漂う化学物質が吸着され、それを餌と勘違いした魚たちが食べ、その後の食物連鎖によって、私たちの食卓にまで上がってきています。

また怖いことに、知らないうちに1週間にクレジットカート1枚分ほどのプラスチックが私たちの体内に入ってきているとのこと。

 

海産物に限らず、普段から使っている塩もこのマイクロプラスチックが検出されたという調査結果が出ており、特に東南アジアの塩に多く含まれているとのこと。

されど、台湾、中国、フランスの一部の塩からは検出されなかったそうです。

 

このプラスチックに付着した有害物質は体内の脂肪組織などに蓄積していきます。

それによって、大腸がんや乳がん、男性の精子減少や発達障害などの健康被害も懸念されていますね。

 

さらに、これは決して対岸の火事という話ではなく、研究報告では日本の海岸で採取されたマイクロプラスチックに付着する有害物質の濃度がその他の海水と比して100万倍も高いという報告もありました。

 

環境問題に意識を向けて、私たちもポイ捨てなどしないなど気を付けなければなりませんし、

これからは、体内に毒素をためない健康法がとても大切なのではないでしょうか。