病院の血液検査でクレアチニンや尿素窒素などの項目は腎機能を示す検査数値ですが、いまいちピンとこない方も多いことと思います。
腎臓は肝臓と同様に沈黙の臓器といわれ、とても我慢強く、体の老廃物を処理してくれています。
腎臓は悪くなると急に機能が損なわれるという性質がありますので、普段からのケアはとても大切です。
【腎機能を維持するために…】
① お水、白湯などで水分をしっかり補いましょう。
ただし、お茶、コーヒー、アルコールでは水分補給できないばかりか、脱水状態になる傾向になり、腎臓に負荷がかかりますので要注意です!
② 食品添加物などは腎臓に負担になるため、外食や出来合いのおかずで食事を済ます習慣を避けましょう。
③ 糖質、脂質、赤身肉の過剰摂取は腸管にて慢性炎症を起こしやすくなります。食物繊維などを取り入れて腸内環境を整えましょう。 腸内環境が整うと「尿毒症物質」の軽減につながるため腎臓負担の軽減だけでなく、カリウムやリンなどのコントロールがしやすくなります。
④ 血圧、血糖値の管理
高血圧や高血糖は腎臓に大きな負荷を与えてしまいます。
糖尿病でない方でも血糖値を急に上昇させる食事やストレスなどに注意しましょう!