私たちの粘膜部位には菌やウイルスなどの異物を体内に入れないよう守ってくれている免疫を備え持っています。これを、IgA抗体(アイジーエーこうたい)といいます。
風邪は体力の低下からではなく、粘膜の抵抗性の低下から起こります。
すなわち、粘膜に存在するIgA抗体という免疫が弱ると、外部からの菌やウイルスの侵入しやすくなり、風邪などをひきやすくなります。
粘膜と言ってもピンとこない方もいると思いますが、いわゆる鼻の中や喉とかですね。
唾液も糖質の分解だけでなく、殺菌効果もあります。
感染予防の基本は消毒やサプリメントもありますが、
① 唾液をしっかり出すようあごの下あたりを刺激する
② 口腔内の汚れを長時間放っておかないよう、うがいや歯磨きなどで口の中を清潔にする
など、簡単にできる免疫向上術もおすすめです!