人の体に細菌やウイルスが侵入すると、これを排除しようと働きかけます。
これが「免疫」ですが、この細胞の連携プレイに欠かせないのがカルシウムです。
身体に侵入した異物に対し、カルシウムイオンが反応し、細胞に体の異変を伝え、細菌やウイルス排除に反応するわけですが、カルシウムイオンが不足していると外敵侵入に対しても思うように信号を免疫細胞に伝えられず、反応が遅れたり、誤った反応を起こし混乱をきたすことになります。
すなわち、うまく反応しなければ、回復が遅れ、混乱を起こすと、アレルギーやリウマチのような自己免疫疾患を引き起こしてしまうわけです。
正常な免疫細胞の連係プレイにカルシウムは重要な働きを担っています。