塩(Na)は、身体を温め、体内の余分なカリウム(K)を排泄したり、その他血液循環を改善、免疫バランス調整、新陳代謝向上、殺菌など体内の健康に大切なミネラルです。
このように塩(ナトリウム)本来は体にとても大切なミネラルなのですが、高血圧などによって悪者扱いされがちですね!
でもそれは精製された塩、すなわち人工的に加工された塩のことを指します。
身体の70%は水分、健康体の方のその水分のミネラル配分はまさに海水とほぼ同じだそうです。 水分補給といって、ミネラルウォーターをガブガブ飲んでいては、細胞がふやけてしまい、身体の冷えや浮腫みの原因にもなります。 昔から夏場にウォーターメロンと言われるスイカを
食べるとき少量の塩をかけて食べるのは水分補給に際して理にかなっているわけです。
したがって、本当に体に良い天然塩の選び方のポイントは、
① 原材料は「海水」のみで陸塩(岩塩など)は選ばない
② 工程:「イオン化膜」「溶解」「立釜」などの製法による塩はいくら原材料が天然塩でもミネラル分が損なわれていたり、エネルギーが低下してしまっているものもあり、選択肢から除外するのが賢明です。
③ 原産国はメキシコ、オーストラリア、中国のもので約2年ほどかけて天日したものが良いとされています。
などがポイントになります。 なんだか国産がいいように思えてしまうのですが、これは気候による問題で、日本はどうしても湿度が高いことが選択のネックになるため、天日のみでミネラル分を損なわず造ることが難しいようです。
本当に良い塩なら、積極的に摂ることで血圧が安定しますし、内臓の保護にも大変重要な働きをしてくれます。
お仲間の先生で、本当に良い塩は「究極のサプリメント」と言われる先生もいらっしゃいます。
普段の調理にも欠かせない塩ですから、とても大切ですね。
本物の塩選びに関して以下のように論じてる方もいらっしゃいます。
塩とは海の水が干上って残ったものだから、海岸で日光や風などで海水の水分がとんでいき、残ったものが本当の塩。「煮たてる」という工程をしないで、天日でつくった自然海塩は、水にとけたミネラルがエネルギーに変わったエネルギーの塊。
今までの塩を使うと、腐れたり、変わった味になり、変色したりする現象は「異常発酵」で、自然海塩は、「正常発酵」をつくり、そして発酵を促進するから、早く仕上がる。
塩が、間違っていると、あらゆるものが「異常」になっていく。
だからまず、健康をつくるなら「塩」を正常なものにする事が、「絶対に必要な事」 だと。
塩選びは大切ですね。