五大栄養素の一つである、タンパク質の不足が続くと胃腸虚弱になりやすくなります。その理由として、タンパク質は体内の化学反応を助ける消化酵素の材料になるため、不足すると食べ物を消化する消化酵素が胃腸で十分に作られずまた分泌量も低下することで消化不良を起こしやすくなります。
タンパク質不足によって消化不良になると摂取したタンパク質もしっかり消化吸収できないため更にタンパク質不足が慢性的に続くという悪循環にも陥ってきます。
つまり、タンパク質不足で生じる胃腸虚弱の場合にはタンパク質を食べてもうまく消化吸収ができなくなります。
いわゆる食べても太れず、やせ型で体力も乏しい体質ですね。
慢性的な胃腸虚弱の方はタンパク質(プロテイン)を十分に摂ってもうまく吸収できない状態に陥っている可能性がありますので、タンパク質(プロテイン)を吸収されやすい形に分解したアミノ酸の形で摂取することをお勧めします。
漢方の考えでも胃腸(脾胃)は氣・血・水を創生するとても大切な臓器です。
くれぐれも大切にいたわって下さい!
