皆さんは「体の中の毒素」と聞いて何を思い浮かべますか?

食品添加物、排気ガス、重金属などももちろんそうですが、劣化した細胞、がん細胞、薬物に影響された細胞も異物なのです。

 

今回ご紹介する健康テーマのオートファジーとは、ギリシア語で「オート」…自己 「ファジー」…食べるを意味し、細胞内に残った余分なものを細胞自体が取り除くシステムを言います。

 

オートファジーは十分な栄養素が体内にあるうちは作動しません。

というのも、最後に摂った食事の栄養素が肝臓で糖質や脂肪が分解されるまでおよそ10時間かかり、その後16時間後にやっとオートファジーが起動します。

 

すなわち、8時間のうちに1日の食事を摂り、16時間を食べない工夫ができればいいわけです。

8時間の内なら何をどれだけ摂っても構いません。

ただし、16時間の間はきちんと水分補給を怠らないようにしてください。

脱水からめまい、吐き気、頭痛、幻覚、失神、腎機能低下などを引き起こす可能性があるからです。

 

このようにオートファジーを上手く活用できたら、身体が軽くなるばかりでなく、精神状態も改善され、古い細胞が新しく再生されることから、ひいてはがんや糖尿病などの習慣病にも大いに役立ちます。