「案ずる中の散」と書いてあんちゅうさんと読みます。

中とは体でいうと中央(お腹)の部分。

お腹の薬という事で、胃腸薬としてよく用いられています。

 

主には、神経性胃炎で痛みを感じたり、食欲不振や軽い吐き気、げっぷ、胃酸過多などに優れた効果がありますが、その他、本剤はおなかを温める働きがあることから冷え性や悪阻(つわり)や月経痛にも応用されます。