長いコロナ禍を経て、感じたことがあります。 

少し心理学的な話になりますが、昨今、コロナワクチンで世の中を騒がし、接種した人はしていない人を否定したりとか、社会において様々な論理的な混乱も生じています。

 

人が悩み、苦しむときは、「こうあらねばならない」という考え方が常に念頭にきて、自分がこうしているのだから、相手もそうするのが当然であるという思いがちです。

 

だからこそ、お互いに強制しない、尊重し合う人間関係も、大切な生き方ではないかと思います。

 

「ゲシュタルトの祈り」とは、ドイツの心理学者フレデリック・S・パールズ(1893~1970年)がローラ夫人と共に創設した「ゲシュタルト療法」という心理療法で使われる「祈り」です。

 

「私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。
私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。

もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。
出会えなくても、それもまた素晴らしいこと。」

 

人間関係などで悩みが生じた時、この143文字のパワーを試してみてください。