食欲不振、集中力の低下、無気力、吐き気、下痢などの症状が起こる副腎疲労ですが、通常の疲労とは異なり、副腎疲労は長期ストレスに対し、体内栄養素をたくさん使ってしまっている疲労状態なので、きちんと必要な栄養素を摂取する必要があります。

したがって少食にしたり、食欲がないからと言って朝食を抜くような生活はしては逆に体調が悪くなることがあります。

 

また一日の中で副腎が一番疲れるのは夕暮れ時です。この時間帯にはライトなものを少し口にされることをおすすめします。 急に血糖値を上昇させる食材を避けて少し補いましょう。

 

夕食は精製された炭水化物を減らした食事にしてみましょう。

 

さらに、副腎疲労の方は多くの栄養素を消費しますので、夕食に得た栄養素も眠る前に消費され、眠りに就きにくくなります。副腎疲労の方に睡眠障害が起こるのもこの理由です。

よって眠る前にスープやヨーグルト、豆乳、ナッツ類など糖質を控えた軽い食事をされ、空腹で就寝しないようにします。

 

ただし、ここで注意することは、お菓子などの糖質の多いものを代用しないようにすることです。

眠る前の糖質の高いものの食事は、睡眠中に低血糖に陥ることがあるためです。

 

さらに、漢方では黒い食品は腎系を養うものとして挙げられます。

黒ゴマ、黒ニンニク、昆布、海苔などの黒いものも食卓に取り入れてください。

 

一旦披露した副腎は回復するのは簡単でないことですが、朝の目覚めが楽に、、、また、すがすがしいを目安に、日々積み上げてお元気になられてください!