カルシウムはリチウム、カリウムに続き、3番目にイオンになりやすいとても反応の良いミネラルです。

そのため、サプリメントなどでも飲み方のコツとして、お茶で飲まないようにと言われたこともあるかと思います。

これはお茶に含まれるタンニンと結合しやすく吸収を邪魔されるからとされていますが、カルシウムはイオン化(溶けている状態)されて初めて体内に取り込まれます。

 

昔からカルシウム補給にお魚を食べるとよいといわれていますが、魚のカルシウムは吸収しにくく、むしろタンパク質補給とも言えますね。それほどカルシウムは摂取しにくい栄養素なんですね。

 

牛乳においては豊富なカルシウムを含む食品の一つでもあるのですが、牛乳に含まれるカゼインというたんぱくがおよそ80%ほど占めており、胃のペプシン(たんぱく分解酵素)により凝集(固まる)され、その後ゆっくりと分解されてくるため、牛乳のカルシウムの吸収は腸の下部あたりで行われます。これを拡散吸収といい、たくさんのカルシウムが流れ込みます。

 

一見よさそうに見えますが、一気に血中カルシウム濃度が高まると、身体はバランスを保とうとして余分なカルシウムを体外に排泄しようとします。

これが、牛乳にたくさんのカルシウムが含まれるのに、たくさん飲んでも骨量が増えない大きな理由とされています。

すなわち、ここで注目すべき点は、量の摂取ではなく、摂りこみ方が大切です。

 

カルシウムといえども多量に入りすぎると身体は興奮して身体のバランスを乱してしまいます。

素早く吸収されると余分なカルシウムを入れないように体を守るセンサーが働き身体バランスを保つのです。

なのでカルシウムは素早く吸収できるものであることが大切とわかります。

 

当社がメーカーと共同開発した「カルエイト」というサプリメントは、L-型発酵乳酸カルシウムを採用しています。

L-型発酵乳酸カルシウムは、WHO(世界保健機関)もその安全性と有効性を認めています。

 

骨密度をキープして、いつまでもご自身の足で歩けるしあわせに感謝しましょうね!