カルシウムの役割
カルシウムは実に多くの働きを担っています。
99%のカルシウムは骨・歯に使われてますが、1%のカルシウムイオンが私たちの生命活動にとても重要な働きをしています。
皮膚や粘膜を強化したり、神経伝達を整えたり、筋肉の収縮を制御、ホルモン分泌の調節、
免疫システムにおいて重要な役割を担っており、その他、いろいろな酵素の働きを助ける働きなど、、、その役割は多種多様です。
私たちの暮らす日本は火山国ゆえに軟水です。
もともとカルシウムが土壌に少ない土地で暮らしてきた民族ですから、カルシウムはなかなか十分に補えないという実情があります。
厚生労働省の報告によると、現代食(平成7~27年)の20年にわたる国民栄養素調査で、推奨量に対し、100~200mgの不足状態であると報告されています。
近年の野菜などにおいても昭和時代頃の栄養もないとされ、ましてや、インスタント食品やファストフードの普及により、ますますカルシウム補給が困難にあるといえますね。
カルシウムはミネラルの一つです。
昔から「ビタミンが不足すると病気になる。
ミネラルが不足すると即死する」と言われるように、
細胞活動を行うためにもミネラルは必須です。
例えば心臓を動かすのもカルシウムチャネルというものがあって、それにカルシウムが流入することで、心臓は動いています。
筋肉の収縮においてもカルシウムがないと腕や足は動きません。
カルシウムが不足すると
高血圧
アレルギー症状
自律神経障害
不安症
不眠
免疫低下 など
