マミフラワーデザインスクール恒例の
ワンディトリップ 桜散歩に
参加してきました
『降っても晴れても』というハロルド・アーレン作曲
ジョニー・マーサー作詞のポピュラーソングのように
川崎景介校長のトークが聞きたくてみんな、
どしゃぶりの雨の中
集合場所の目白に集合
その時のクイズで
教えてもらった
松尾芭蕉の桜の句がこちら
『さまざまの こと思い出す 桜かな』
桜は昨日は咲いてはいなかったけれど
自分の思い出の中の桜を
思い出す雨の一日となりました
さすが芭蕉
さすがそれを持ってくる景介校長
こちらの河津桜は
今年のやはり雨の日に
沼津で出会った早咲きの桜
そぼ降る雨に美しかった
生まれて初めて
都電に乗りました
こちらはレトロな車両
いろいろな車両があるとのこと
いつも目白通りは車では走って
都電は見ていますが
乗ったのは初めて
向かった先は
肥後細川庭園
都心の真ん中に
このような広大な
池泉回遊式庭園があり、台地の湧き水を遣水として流れを作り
池に取り入れている、入園料無料の庭園があったとは！
吉野山を彷彿させる景観づくりという桜は
固い蕾でした
桜はまだでも
庭園の花々の美しさが
雨に映えて
馬酔木
和紙の原料となるミツマタ
この樹があるから
日本では
美しい和紙が作られる用になったと
そして
特筆すべきはこの門外不出と言われる
椿
肥後椿です
この花芯、、、
江戸時代の肥後の侍が作ったという熊本独自の伝統花
藩士の精神修養として細川藩主が園芸を奨励したんですって
熊本以外でこちらが鑑賞出来るのは
この細川庭園だけ
他にも
肥後六花といって
肥後芍薬、肥後花菖蒲、肥後山茶花、肥後菊、肥後朝顔
どれも花芯が大きくて特徴があります
水琴窟の澄んだ音色は
さながら金管楽器のオーケストラのように
雨の効用で素敵でした
肥後椿は
空に向かって誇らしげに咲いていました
お屋敷の内部も公開されていて
階段だけは昔のままかな
あとはかなり修復が現代風に
桜が咲いたら
再訪したいですね
世界的なブランド椿だという肥後椿を
知ることが出来て実際に見て
嬉しかったです
マミフラワーデザインスクール
ワンディトリップは
詳しいレジメもくださるので
後からもじっくりと桜についても
その土地についても
学ぶことが出来ます
そして何より
いつも美味しいランチ付き！
今回連れてってもらったお店は
鬼子母神近く
雑司が谷の
オーボン コワンさん
フランスの田舎にありそうなビストロで
マダムのキビキビとした動きが、すでに名店の予感満載
イワシのエスカベッシュ
最高です
お店のオーブンで焼いているというバケットもほんのりの塩気と
外がパリっと中がフワッと美味しい
メインは
鶏の赤ワイン煮
ホロホロで
ほんと美味
デザートのショコラも
オレンジのソースで最高でした
いつも、美味しいレストラン選びが
さすがすぎる！！
すっかり
Au Bon Coin(オーボンコワン）さんのファンになりました
そのあとは
鬼子母神へ
改心したあと、鬼のツノが取れたので
ツノのない『鬼』という字だそうです
ミミズク可愛い
そのあとは
キアズマ珈琲にてキアズマブレンドを（写真ナシですが古民家でほっこりするお店でした）
雨の中
桜はないけれど
芭蕉の句のように
自分の思い出の中の桜と対峙したり
咲いているところを想像したり
また来よう！と思える想像力豊かなワンディトリップとなり
とてもよかったです
今朝は晴れたので
家にある桜を。
桜は
日本人の心を揺さぶる花なんですね
