決断の連続
前回2,000回目のブログを書いた後、メモリアルの余韻に浸る間もなく、返す刀で録画しておいた『どうする家康』を観ました。もう全員観終わった後みたいな勢いで書きますけど、まだという方はネタバレに注意して下さい。
子役が登場するでもなく、CGを駆使した合戦シーンが豊富にあって、第一回放送から2速発進的な入り方が個人的には非常に好みでした。様々な人が観ることを考えれば、地図を用いた周辺状況の解説がもっと詳しければより良いんでしょうね。
タイトルからも分かる通り、本作では家康の決断が物語の中心に据えられます。初回だけでも何回「どうする?」って台詞があったか。脚本家の古沢良太氏の言葉を借りれば、”人生は、正解のない決断を「どうする?」と迫られることの連続”(『どうする家康』公式サイトより)であり、特に戦国時代は、一つの選択ミスが滅亡に直結するシビアな世界でした。
すべての戦国武将が大なり小なりそのシビアな決断を繰り返してきたわけですが、こと家康に関して言えば、その人生において生命がかかった決断に迫られる場面が突出して多かったように思います。
今から8年以上前、2014年の「戦国世論調査」でも、そのことをテーマにした投票をやってました。「家康の人生最大の危機は?」というタイトルで、以下の7つの選択肢から選ぶものでした。
- 今川方として参戦し味方が総崩れとなった「桶狭間の戦い」。
- 織田信長に従軍し壮絶な退却戦となった「金ヶ崎の退き口」。
- ほぼ単独で武田信玄と戦い完敗を喫した「三方ヶ原の戦い」。
- 本能寺の変後、命からがら領国へ戻った「伊賀越え」。
- 圧倒的大軍の秀吉と対峙した「小牧・長久手の戦い」。
- 石田三成と天下を賭けて戦った「関ヶ原の戦い」。
- 真田信繁(幸村)に本陣まで切り崩された「大坂夏の陣」。
第一回放送でも描かれた「桶狭間の戦い」を皮切りに、晩年の大坂の陣まで、いずれもひとつ間違えば命を落としていてもおかしくないピンチばかりです。
これら選択肢以外にも、家臣団を二分した三河一向一揆や、圧倒的な戦力差の中で戦った天正壬午の乱など、恐ろしく色々あります。
しかも、運が良かったと思えるシーンはあんまりなくて、その時々で最善の選択をしたからこそ切り抜けられた難局ばかりです。個人的には、特に小牧・長久手の戦いと天正壬午の乱での状況判断に、家康の真骨頂を垣間見ます。
今後の放送では、上に書いたような危機が次々と押し寄せてくるんだと思いますが、具体的に家康がどんな選択をしていくのか、そしてそれがどのように描かれるのか、非常に楽しみであります。
みなさんも人生において大きな決断に迫られることがあるでしょう。そんなとき、今年の大河ドラマが参考になることもあるのかもしれません。
そして、私にも早速決断の時が迫ってきました。
今夜は、醤油ラーメンにすべきか豚骨ラーメンにすべきか。
非常にシビアな選択です( ̄∇ ̄;)
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