親日家 | 「ニッポン城めぐり」運営ブログ

親日家

 

海外からの観光客の受け入れが6月に一部再開されてから2ヶ月。残念ながら訪日外国人は全然戻ってきてないようです(TωT)

 

8月17日に日本政府観光局(JNTO)が発表した7月の訪日外国人数は、14万4500人。これは、コロナ禍前の2019年同月比で、実に95.2%減だそうです。

 

現状、団体ツアーしか受け入れ再開されていないことや、7月以降、いわゆる第7波が猛威を振るっていることなどが主たる要因とはいえ、なんとも寂しい数字です...。

 

昔の偉い人が“先んずれば人を制す”って言うから、我が社でも、7月に訪日外国人向けの城郭スタンプラリーをスタートしたんですが、現状はまだ日本のみなさんにだけに楽しんでもらっている状態です。日本語併記しておいてよかった。

 

とにもかくにも、そろそろ世界的な流行にも収束してもらって、またコロナ前のように大勢の外国人観光客が日本を訪れる日が来ることを願うばかりです。

 

 

さて、そんな現実世界を尻目に、アプリの中ではどうやら一足早く、新しい外国人が日本に入国してくるみたいです。

 

その名は「オルガンティノ(ニェッキ=ソルディ・オルガンティーノ)」。知る人ぞ知る、畿内でのキリスト教布教に大きな功績を残したイエズス会宣教師が、廻国異能の者となって登場します(*゚0゚)//

 

 

オルガンティノは着任後、日本の言葉や風俗、習慣や国民性、仏教文化について深く研究し、さらには日本人と同じような服をまとい、パンではなく米を主食とするなど、徹底して日本に順応しようとしたことで知られます。

 

その結果、当時の日本人に大変好かれていたようで、大名をはじめ、近畿地方において数多くの人々が入信しています。

 

また、信長や秀吉という時の権力者からも非常に厚遇され、信長にいたっては、安土城下に良い土地がないからと、堀秀政らの奉行衆にわざわざ入江を埋め立てさせて、セミナリヨを作ったとか。


オルガンティノは畿内で約30年、さらに禁教令が出た後も日本に滞在し続け、長崎で没します。彼はその書簡の中でも日本人をベタ褒めしていて、ただ布教というミッションのためだけとは思えぬ日本愛を感じる人物なのです。大の親日家と言っても過言ではないでしょう。

 

 

上陸地は熊本県は天草。よって、そのあたりから廻国スタートします(明日予定)。

 

時まさに、熊本県で地域限定城めぐり「難攻不落!火の国名城めぐり」を開催中です。しばらくは熊本県内各地に逗留すると思いますので、火の国~にチャレンジされる方は、ぜひオルガンティノとの出会いにもご期待下さい!

 


【拡散】《店舗一覧》新型コロナ助け合いプロジェクト


ニッポン城めぐり まとめ記事

 

凸 無料で全国3,000城をスタンプラリー!!
ニッポン城めぐり」 はここからGET↓



凸 足軽くんがアニメーションLINEスタンプになった!
「足軽くんコレクション」 はここからGET↓

足軽くんコレクション