2024.6.23 宝塚記念(GⅠ) | 競馬インプレッション

2024.6.23 宝塚記念(GⅠ)

①着ブローザホーン:父エピファネイアと言えば、JCを勝った時にスミヨンが「これまで乗った日本馬の中で一番」と豪語した馬。その産駒が道悪で宝塚を快勝したのだから、秋はパリに行ってみるのがいいと思う。

②着ソールオリエンス:中団の追走だったのが、3角手前からの動きで後方2番目まで下がる展開。意図的に下げたものではないので、余力たっぷり、自分のリズムで走っていたので、直線大外を回してもしっかり伸びてきた。皐月もそうだったが、道悪は全然苦にしない。

③着ベラジオオペラ:誰かが行ってくれたのは良かったが、3頭が前に行ったのにペースが上がらず3角からは外に並ばれる厳しい展開。それでも直線で先頭のシーンはあって、不本意でも自分の力だけは駆けた。

④着プラダリア:G前も差のないところに踏ん張っていたが、交わして前に出るまでの余力はなかった様子。展開を読んで前につける積極策で、3角で外から被せられる展開は誤算だったかも。

⑤着ローシャムパーク:制御の利いた追走で、3角から徐々に進出。坂の下りから4角にかけて先頭にいい手応えで迫っていったが、直線を向くとフラついて伸びなかった。緩い馬場に脚を取られたようだ。

⑥着ドウデュース:一週前の追い切りは豊が舞い上がるのもしょうがないほどのA評価。それと、ロンシャンの厳しい重馬場で動けなかったこととの綱引き。結果は道悪で動いていけないほうに出てしまった。ディープはここを快勝して乗り込んでいったが、この結果は暗雲立ち込めたままのように思う。

⑩着ジャスティンパレス:無理のない位置取りで無理のない追走。勝負どころでは前を射程に入れていたが、直線の叩き合いでまったく反応できなかった。道悪では良の時のような伸びが見られなかった。