北斗神拳伝承者。 | 乗車定員若干名。

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五年以上前の出来事をUPする備忘録ブログ(笑)

 昨日の「シティーハンター」以外にもこの3連休中に読みふけっている漫画。


蒼天の拳 (1)/原 哲夫

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 この絵を見たら、もうなんとなくわかりますよね(笑)

 北斗神拳第62代伝承者霞拳志郎の話です。

 舞台は「北斗の拳」のケンシロウの時代より2代前、1930年代の上海。霞拳志郎が一度世話になった上海マフィアのために再び上海に行くというところから始まります。


 ストーリーや設定などは「北斗の拳」の前の時代というのを意識しているので、ところどころ「後に・・・」と「北斗の拳」に繋がるような記述が見られるんですけど、「シティーハンター」の後の「エンジェル・ハート」も同じですが、若干設定が相容れないところが見られて、ちゃんとした後日談みたいにはなってないんですよね。

 これって、人気漫画の続編とかでは結構多いような気がしますね~。設定があいまいなので、後づけ後づけしていると、繋がりが破綻し始めるというか。 でも、「後に・・・」と続けられると、「あ~、こういうことか~」なんて思いますから、それは楽しいんですけどね(^^)

 そういう点では、こういう漫画は「全く別物」として楽しむ方がいいと思います。

 主人公の拳志郎が「ケンシロウ」にそっくりなのと一緒で、「ラオウ」や「トキ」「レイ」に似たキャラ(性格は違うけど)も出てくるので、「北斗の拳」ファンにはかなり嬉しい漫画かと(笑)

 ちなみに、「北斗の拳」のようには北斗神拳奥義はあまり出ず、人間関係や会話、ストーリーに重きを置いています。 そして、主人公は圧倒的に強く、主な悪役が次々といい人っつーか、味方になっていくのにはオイオイと突っ込みを入れたいところ(笑)


 この漫画を読むきっかけは、コンビニで「公権力横領捜査官 中坊林太郎」 (ウィキペディアに飛びます)という漫画を手に取ったことでした。

 この漫画もハチャメチャな展開ですが、かなり面白くて、主人公が豪快。その上社会の暗闇を題材にしてますから、何気に社会派だったり。

 「蒼天の拳」はこの主人公が北斗神拳を使えたらどうなるんだろうという発想から生まれたらしいんですね。だから、性格も結構同じところがあったりします。


 「蒼天の拳」を読み始めてから、無性に


北斗の拳 (1) (集英社文庫―コミック版)/武論尊

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 これが読みたくなって、また古本で文庫サイズのをちまちま買って読んでます(笑)

 これも、リアルタイムで週刊少年ジャンプで読んでました。 今やパチンコになるほど原哲夫・武論尊の代表作になりましたね。

 ケンシロウの強さもすごかったですけど、ラオウの強さを一途に求める姿もなかなかすごかった。

 個人的には南斗六聖拳のシュウが好きやった~о(ж>▽<)y ☆  ストーリーは天帝編かな。

 そういや、友達が「俺は『北斗の拳』が嫌いやった。読んでたら、絵が濃いけんすぐ指が真っ黒になるもん(怒)」って言ってたのには笑えました(^^) ジャンプも今ほど印刷もよくなかったからなぁ(^^;)

 「蒼天の拳」もそうですけど、原哲夫の漫画って絵が濃いためか、かなり読むのに力が入って、肩がこる(笑)


 ストーリーももちろんインパクトがありましたが、流行語にもなろうかという決め台詞もありましたね。 

 「北斗の拳」のケンシロウは「お前はもう死んでいる」が決め台詞でしたね。他には「ひでぶ」とか(笑)

 先に紹介した2作も決め台詞があるんですよ。

 「公権力横領捜査官 中坊林太郎」の決め台詞は「親は関係ねぇだろ 親は」

 そして、霞拳志郎の決め台詞は「○○の文句は俺に言え」。ちなみに、「お前はもう死んでいる」を中国語で言ったりしてます(^^;)



 決め台詞あると「出た~!!!」って感じがあって好き(^^)


 今、「蒼天の拳」の単行本は北斗神拳の源流の伝承者との闘いに差し掛かったところ。

 すっごい続きが気になります(^^)