ワイン好きのリヨン日記。 -26ページ目

ワイン好きのリヨン日記。

France, Lyonからのブログ。ワインを中心に。

試飲会で購入していたOenotenticの2つのキュベを開けました。
このドメーヌ、多分日本には入れていないと思います。瓶詰めしている本数が記載されていますが数が少ない。


まずは、07のLes Terroirs de la Rive Gauche.
情報が少ないのでサイトを参考にすると、シラー・グルナッシュの樹齢30年以上のものから作られているそうです。950ボトルってホントかいな?



色は少し熟成が始まったようなかすかにリムがオレンジかかり始めくらいの色。ですが、まだまだガーネットが占めています。

香りは閉じ気味。やや熟成由来の香りもしますが、基本的にクール。陰性の香りです。黒系の果実に少し甘い香りがのって漂います。

飲み始めも陰性で閉じこもり気味。ややスモーキーな香りもします。アフターがややスパイシーですが、そこまで強くありません。30分くらいすると近づきやすく、果実も感じられるようになってきました。

悪くないですが、特別ではないですね。まあ、値段もそこそこ、950ボトルというからと言って別に・・・という感じです。


続いて、

今度は1800ボトル(笑)。PLAN DE DIEU、直訳で「神のプラン」。
PLANにはフランス語では地図とかの意味もありますが、よくこのドメーヌの名前の由来がわかりません。

色は大分フレッシュです。濃いガーネット。いわゆるローヌの色。

香りは07とは異なり陽性の開いた近づきやすい香り。黒系の果実がいくつか混ざって、甘い香りを醸し出しています。こっちの方が香りは好きですね。09の恩恵でしょうか。

なるほど、セパージュも違う。07の同じキュベのセパージュはグルナッシュ、ムーヴヴェードル、クーノワーズCounoiseだそうです。

口当たりも丸く、果実が豊富に感じられます。神のプラン通りなのかわかりませんが、美味しいです。まあでも、特別ではありませんが。

セパージュは違えど、ヴィンテージに生かされているワインが少なくともあるが確認できました。最もそんなのは当たり前なのですが、日頃飲んでいて、しっかりヴィンテージの差を意識するということは意外に少ないので、ちゃんと確認することは大事。


このドメーヌ、リラックやシャトーヌフ、ジゴンタスも作っているようですので、また機会があったら試してみようかなと思います。



ワインはぱかぱか開けているんですが、写真をアップしてしっかり書こうという気があまりなかなか出ず

ところで、

パリでも東京でも有名なピエール・エルメがリヨンにもやってきました。
場所はギャラリーラファイエットの一角。

リヨンのギャラリーラファイエットは食品売り場がないので、なんか辺な感じですが、小さいスペースにマカロンやチョコレート、ガトーが置いてあります(写真撮り忘れた)。


それで、マカロンなんかは有名なわけですが、今回はマロングラッセを買ってみました。なぜならマロングラッセは大好物だから。

ピエール・エルメは3種類のマロングラッセを作っています。クラシック、ラム酒、チョコレートコーティング。

今回はクラシックとラム酒を買ってみました。



日本だと、デパートなんかで1個600円近くするそうな

って言っても、こちらでも決して安くないわけですが。



右がクラシック、左がラム。

色がちょっと違いますね。クラシックは砂糖でかるくコーティングというか周りに砂糖がついています。

クラシックから頂きました。うまっ!!

甘いのですがフランスのガトーらしい、あまーい感じではなく上品です。
うーん、これは美味しい。マロンの食感も絶妙です。口の中に残る甘い余韻も最高。


続いて、ラム。
こちらはしっかりラムが効いており、お酒が好きな人にはもってこい


今回は紅茶でしたが、ソーテルヌの貴腐ワインとか、カクテルと一緒にもいけそうです。


ピエール・エルメ、美味しいのはマカロンだけではなかったですね。さすが。


今週から、フランスも冬時間。

日本との時差は8時間になりました。

夏・冬時間ってなんであるのか、理解できませんでしたが、住んでみて気づきました。

夏時間のままだと、朝が真っ暗


なるほど、朝の7時なのに夜中歩いているような感覚。でも1時間ズレると明るくなるんですね。

そして、寒い!
もう気温は0℃近くまで下がっています。


ということで、煙突からもモクモクと煙が立っています。なんとなく、雰囲気あります。


行ってきました。Salon des vins Lyon。会場はリヨン市内なのですがちょっと中心から離れたところなのですが、ものすごい人の数でした。しかし、皆車で来ちゃっているところがフランス。


入り口でグラスをもらいます。これ全部グラス。ものすごい数ですね

会場は人で熱気にあふれていました。全部で540程度のドメーヌ・シャトーが参加しているそうです。


色々回りたかったのですが、やはり普段のバイアスがかかって、ブルゴーニュを中心に、シャンパーニュをチェックしながら、最近注目しているロワールのシノン辺りを気になったところを飲んで行くという感じになってしましました


日本でこの規模の試飲会が一般向けにはまずないと思うのですが、確か年に2回くらい行われるワインパーティーだったか、なんか会があったのは記憶しています。

でも、このSalon des Vinsは実質参加費無料。いっちゃえばただで飲み放題です。そりゃ行きますよね。


で、一般人にとっていいのは直接ワインを買えること。しかも、欲しければケース単位で買えてしまうのですからカートを引っ張っている人がたくさん。


それで、肝心のワインは・・・

ミッシェル・マニャン

ここでは、村名からグランクリュのクロ・ド・ラロッシュ、シャルム・シャンベルタン(だったよな?)も飲ませてくれました。

しかし、全てヴィンテージが10で若すぎたためか、イマイチインパクトとスケール感がなく、ちょっとがっかり。


続いて、ニュダン。



ここも下級キュベから、ラドワ、アロースコルトン、エシェゾーまで飲ませてくれました。

エシェゾー(08)は香りから、グランクリュ香を醸していますが、美味しいのですが、エシェゾーって広いだけに、所有者が多いだけにピンキリの様な気がします。それでも、ニュダンのエシェゾーは日本に1本置いてあるので、そのことを話すと、喜んでくれました。

現当主の息子さんが毎年、日本にビジネスに行っているそうで、当主もマダムも非常にいい方でした。



それから、チェックしていなかったのですが、エルヴェ・シゴーが、今日の一番の収穫でした。

日本にも入っているようですね。ワインホリックさん辺りが目を付けているようで、この辺さすがです。

シャンボール・ミジュニーとモレ・サン・ドニ、ピュリニー・モンラッシェを所有しているようですが、シャンボール・ミジュニーが素晴らしいです。

1erは勿論美味しいのですが、村名も美味しく、シャンボール・ミジュニーをしっかり体現しているような印象を与えてくれます。


余談ですが、ここの娘さんが可愛いです




さてさて、そんなわけでブルゴーニュばっかり。。なわけですが、日本ではかなりマイナーなロワールのカベルネ・フランもチェックしてきました。

カベルネ・フランは土っぽいなんというか、ほかの品種にはない独特の香りをもっているのですが、うまく造れると中々美味しくできるブドウだと思います。

それから、意外に長熟できる品種。

今回、ここもたまたま試飲したのですが、リーズナブルで良かったので、05,07のカベルネ・フランの上級キュベを購入しました。といっても、1本10€程度。リーズナブル






そんなわけで、皆さん、帰る頃にはカートを引いて箱買いになっているわけですね。納得。




今回の戦利品。シャンパーニュ2本を含む計10本。エルヴェのシャンボールもきっちり買わせて頂きました。



のせる写真もないので、「エシェゾー」でも。

週末に控えたワインイベント「Salon des Vins」。

なんと500以上のシャトー・ドメーヌがフランス各地から参加するようです。

有名ドコは(知っているとこ)ミシェル・マニャン、ドメーヌ ニュダンなど、ブルゴーニュのドメーヌが参加するようです。

日本でも試飲会などに参加していましたが、規模が全く違うし、しかも6€(試飲用のグラス持ち帰り)

さすが、フランスですね。


週末にでもアップしたいと思っています


ワイン飲みに取って、ワインの次に大事なのがワイングラス。いや、ワインより大事かもしれない

ワインを飲んでいればワイングラスをいくつか購入し、割られた方も多いのではないかと思います。


私も初めはリーデルのブルゴーニュグラスやらボルドーグラスを使っていたものですが、いくつも割れるのでここ数年はスピゲラウを使用しています。

何かあるときはリーデルですが。。



ワイン飲みの常識として、「飲んだ後にはグラスを洗わない」これは鉄則のような気がしますが、酔っていなくても割れる時は割れるもんです




ちょっと暗くて見にくいですが。パックリいっちゃっています。飲み口のところをぶつけちゃったんですね。

ちなみに、リーデルの場合はグラス本体の所よりも、脚が折れてしまう経験を何度かしました。この点からも、リーデルのグラスは脚も強度が極端に弱い気がします。それだけに美しいのですが。


しかし、こんな割れ方は初めて。私が割ったのではないので。


ちなみにスピゲラウはリーデルより安価でオススメです。とは言うものの、グラスは消耗品と考えないとやっていられません。


あー新しいグラス買おうかなー


先日のワインパーティーも含め、ローヌ一色になっていたので、ブルゴーニュが恋しくなりルーミエの09ブルゴーニュを開けました。やはりホームはブルゴーニュにアリ





日本だと、このクラスも手に入りにくいようですね。フランスでも決して安いわけではないので、まずは1本という形で購入しましたが・・・果たして。



色は濃いガーネット。濃いな、というのが第一印象。ルーミエって結構抽出濃いんですか?

抜栓直後に少し味見をしたのですが、香りもたたず酸がたっていてすっぱ。これは・・・と思ったので、しばらく放置。というか最低1時間は待つつもりで抜栓したので予想の範囲。




結局、2時間くらいしてから飲み始めました。香水のようなエレガントな香りに甘い香り。深い緑の森に誘われるようなアロマを醸し出しています。

この香水のような香り、なぜかマルゴーの香水っぽい香りを連想したのですが、気のせいかな。全くセパージュも違いますしね。

飲むと旨味というか、これがルーミフ節?と言わんばかりのゆったりとした上品かつ凝縮された液質が口の中を満たします。09だからか、濃いように感じました。シャンボールのブドウをメインに使っているはずだと思うのですが、どこかスパイシーなニュアンスもあります。


ミドルくらいまでくると、香りが香水からもっと濃いしっかりした甘い香りに変化してきます。カシスとイチゴが混ざるような、赤系と黒系の中間のようなアロマを出してきます。

うーん、村名手前でこのクオリティだったらなるほど、値段もそこそこ、手に入りにくいのもわからんでもないです。


やはり、次は是非村名以上を飲んでみたいものですが、いかんせん高いのでいつになるやら・・・





ワインパーティー第二弾、赤ワイン編。

シャトーヌフだけに焦点を当てて飲み比べる。中々面白い会でした。

既に白をたんまり飲んでいるので中々大変でしたが、

際立ったのはテレグラフとボーカステル。



Domaine Vieux Donjonもありましたが、これよりも目を(口を)惹くのはやはりTelegraphとBeaucastelは1つ上をいっていた気がします。

マグナムは当日の早い時間から開けていてくれたみたいですが、05なんかはそれでもまだまだ堅い印象。



テレグラフはセカンドのテレグラムもあって、セカンドの方が抜栓直後は飲み頃で、好評で、セカンドの意義と言うか、ワインの存在意義を再確認した感じでした。

テレグラムもボーカステルも非常に良くできていて骨格がしっかりしており、エレガンスさも備えている。けれども、やはりローヌなわけでしっかりとしているので重心は低い。バランスは申し分なく良い。

飲んでいる途中で特に欠点らしい欠点を感じなかったのもそのせいでしょうか。

けれども、好みとしてはボーカステルが好きです。やっぱり。去年生産者セミナーに参加したバイアスがかかっているかもしれませんが。。。


04, 05, 06, それと95を飲みましたが、今熟成感を感じたいのであれば95です。去年88を飲んだ印象はもう下降気味でした。ヴィンテージにもよるのでしょうけど、そういう意味ではシャトーヌフの優良生産者は15年待って異なる表情を出すということでしょうか。




結局、その日は飲みきれなかったので翌日、翌々日と、04,05,06のボーカステルを持ち越しで飲ませて頂きました。垂直で日をまたいで飲める機会など早々ないので、貴重な経験でした。


結論から言うと、どのヴィンテージも美味しく飲めます。ただし05は2日目からグンと良くなる。この差は明らかで非常に面白かったです。

04と06って、なんとなく平凡なヴィンテージのイメージがあるのですが06は割とすぐ楽しめる。04も十分なのですが、2つのヴィンテージと比べると総合的に落ちるという印象でした。


しかし、シャトーヌフは鼻血が出る程ではありませんが、バランスと複雑性を備えていてなんだか矛盾したものを持っている感じですが美味しいですね。

ローヌを飲んでいるとスパイスや甘い黒い果実、黒糖やなんとなく鉛筆の芯っぽい香りを顕著に感じることがあるのですが、そういった単一の香りだけ際立っていないところもバランス感の現れでしょうか。


いずれにしても、ヌフも早飲みは厳禁だなと感じた次第です


長時間移動はやっぱり疲れる。。。

8時間も9時間も飛行機に乗っているのは1年に1回か2回でいい



出張のせいで、写真もアップできなくて滞っていましたが、1晩でワケがわからなくなるくらいワインを開けて飲んできたので、記憶が曖昧になりすぎないうちにちょっと書いておこうと思います。

アメリカ在住の日本人のワインラバーT氏の主宰により実現したワインパーティー。この人はおそらくその辺のソムリエよりワインに詳しく、美味しいレストランもかなり知っている。そして僕のワインの師匠の一人でもあります



さて、そんなワケでホテルの一室を借りてトータル30人強が集まってワインだけを飲むという会。


当日のワインの一部。


テーマは白がReisling、赤はChateauneuf du Pape。でも、その他もアリ


まずは、アンドレクルエのロゼで乾杯。



ホテルから借りたグラスで相当数でしたので、しょっぼいグラスだったのが残念ですが、しょうがない。

アンドレクルエのシルバーを飲んだときにノンドサでドライだったのを覚えていますが、このロゼはそれよりは近づきやすいシャンパーニュです。

でも、ピノ100%というだけあり、パワフルで抜栓直後より少し置いた方が開く印象でした。

ドイツではもう名門に入るのでしょうか。詳しくない自分も知っているKeller。



その他ドイツのリースリング(左はテレグラフ)。その他にフリッツ・ハークもありましたが、この日一番良かったのがこれ。



オーストリアのリースリング。作り手はWEINGUT KNOLL。今までオーストリアのリースリングを含め、オーストリアワインを飲む機会が何回かありましたがこれは好みのど真ん中。

軽いリースリングではないです。重心の低いしっかりしたリースリング。でも、これは美味しい。




Patrick Javillier Meursault les Tillets 1995
リースリングではありませんが、番外編で熟成したムルソーです。玄人向け?ムルソーはこのくらい待たないと本来の姿を見れないような気がします。シャルドネですが、他のブルゴーニュのシャルドネと違う厳格な姿を見せるのもムルソーならでは。


サンセールからPascal Cotatもエントリーです。
ソービニヨン・ブランって、ネガティブに造ってしまうと青臭い香りが嫌な感じにでるのですが、ポジティブに出た時はそれは美味しいものができると思っています。


これは、ポジティブにできたもので良くできています。SBながらこのワインも重心が低め。しかし、美味しい。中々サンセールでこういうワインを造れる生産者も多くはないのではないかと思います。


さて、今回はこのくらいで、次回は赤ワイン編を更新しようかと思います。


出張中で写真がアップできないので、帰国次第更新します。

シャトーヌフのシャトーボーカステルの垂直飲み、テレグラフとの水平飲みをしたので後日レポートしたいと思います


その前に、乗り換えが1時間の帰国便が心配です・・

ではでは。