ワイン好きのリヨン日記。 -27ページ目

ワイン好きのリヨン日記。

France, Lyonからのブログ。ワインを中心に。

出張でアメリカまで来ております。

約20時間の移動。やっぱりしんどいですね。


ワインパーティーやら、なんやらありますので後日詳細はアップすることにして、ニューオーリンズの中心街はハリケーンの後のダメージを感じさせない夜まで活気のある街になっています

写真がなくてごめんなさい。日本にもフランスにもない雰囲気です

メーヌ・ジャナスのテッレ・ドゥ・ブシェール2009を開けました。ヴァンドペイです。

どうでもいいですが、フランス語表記を改めて日本語で書くのは難しいですね。。。




通常のCote de Rhoneは白いラベルなのですが、ヴァンドペイは黒いラベル。ちょっと好きです。

ジャナスは日本にいたころも飲んでいて、コストパフォーマンスの良い、優良な生産者ではないかなと認識していました。最も、上級キュベは飲んだことがないのですが


なんで、ヴァンドペイなのか・・・このワイン60%メルローなんですね。後の20%ずつはグルナッシュとシラー。


コートデュローヌを名乗れるのはグルナッシュ・シラー・ムーヴヴェードルを使用して、グルナッシュを40%以上、カリニャンやサンソーは30%以下に抑えないといけないみたいですね。 詳しくは諸先輩のブログ参照。

よって、メルローを使用している時点でコートデュローヌは名乗れないということでしょうか。


うんちくはいいとして、このワイン



濃いガーネット。香りは甘いです。いちじくのような香り、それからグルナッシュやシラーには通常感じられないちょっと青ぽい草のような香りも感じられますが、ネガティブな香りではありません。この時点で、コートデュローヌではないなという感じがします。



飲むと、果実味たっぷりでやや複雑、というのもおそらくグルナッシュとメルローの果実味が合わさって複雑になっているのでしょうか。シラー由来のスパイシーさはほとんど感じられません。

また、アルコール15%と表記してありますが、そこまでのアルコール感はありません。飲みやすい。でも、スルスル入っていくという感じではありませんが

この日はココナッツやアジア系のスパイスっぽい鶏肉のカレー煮にと一緒に飲んだのですが、悪くないです。
マリアージュというわけではないですが、カレーにワインを合わるのは難しいと思っていたので意外でした。
おそらく、このワインの甘さと強さがカレーの少し甘いココナッツの香りに合ったのかと。マリアージュは難しいですけどね




いずれにしても、このワイン、やっぱりいいパフォーマンスではないかなと思います。

ワインは毎日飲むわけにはいかないので、当然他のお酒も飲むことがあります。

フランスのスーパーに行くとワインだけではなく、多くのお酒が売っています。ビール・ワイン・ウイスキー・リキュール・・・スーパーも大きい店舗が多いのでその種類は多岐に及びます。


フランスのビールは・・・飲めなくないですが、いまいち。1664やクローネンブルグなど代表的なフランスビールですが、いかんせん薄い。

一方で、フランスはベルギーに接しているので、ベルギービールも多く入ってきます(勿論、日本より安い価格で)。


とか、思ったんですが、ハイネケン(オランダ)、イギリス、なぜかアジア圏のビールも入ってきているのでビールの種類は豊富です。





フランスに来た当初はヒューガルデンが安くて飲んでいたのですが、日本にいたころより薄く、美味しくない?やっぱりグランクリュじゃないとダメかなとか思ったりして最近は飲んでいません。

ビールって、味にばらつきがあるような気がするのですが気のせいでしょうか??

そんなわけで、最近のお気に入りはこれ。



日本でも売っていますが、高いですよね

シメイやレフもフランスでは安く、多く扱われています。
日本では1本300円とかそれくらいするのも、ここでは1.5€くらいだせば買えます。

まさに酒飲みには天国



2010年のラモネはどんなかと思い、一番裾もののアリゴテを開けてみました。アリゴテと言えど、ラモネ。ちょっと他の生産者のシャルドネを引けを取らない値段です。といっても安いですが。

10年は既にパストゥーグランと、プルミエクリュのモルジョ(ピノ)は開栓・試飲済みで、ラモネは赤も美味しくて、白より赤のファンになりそうな勢いです。

と、言いつつもシャサーニュ・モンラッシェやブルゴーニュなども買ってあるのでどんなかと思い開栓した次第。




去年、日本でラモネ09のヴェルジェを試飲したときに、すごい固くてなんとなく敬遠していたのですが、おそらく白の名手だけあって、赤より白の方が飲み頃を迎えるのが遅いのではと思いました。


さて、アリゴテですが、あまり飲まない品種で、ブルゴーニュでも勝手にガメイと同列のマイナー品種と位置づけているのであまり印象がありません。



色は本当に薄いレモンイエロー。透明に近い感じです。香りは弱いです。開栓直後はほのかに香るだけ。時間とともに少しだけ果実が感じられますが、青いハーブのフレッシュなアロマも少し感じられます。

飲んでみると、果実は弱いです。第一印象は水っぽい。非常にフレッシュでミネラリーです(実際若いので当たり前ですが)。


最初は素っ気ない何の特徴もない白ワインかと思ったのですが、飲み進めるとその良さがなんとなくわかってきます。

非常にピュアな造りで、清涼感と上品さを感じることができます。
なるほど、これはラモネのアリゴテをここまでに仕上げる力なのかと感心しました。いい意味で食事を邪魔しないワインです。存在感がないのではなく、そこに確かに存在しているのですが常にフレッシュさを与えてくれる。


シャルドネとの比較には勿論ならなかったわけですが、この感じからラモネの造りへの信頼と上級キュベへの期待をせずにはいられません。

ラモネは白ワインもいいですが、赤も美味しいですよ



一般ワイン消費者にとってワインの値段は常に気を使わせるもので、この値段をもとにコストパフォーマンスが良いだの悪いだのとインポーターや酒屋は言う。


フランスに来ると現地価格がわかるので、日本にいたころに見たワインがあると比較してみたくなったりする。

今は便利で、ネットで即座に日本での価格がわかるので、どのくらい差があるのかわかってしまう。

知っている限り、フランスから日本にワインが輸入されるまでおそらく、

生産者→日本のインポーター→酒店→消費者

だと思う。場合によっては生産者と日本のインポーターの間にフランスの業者が仲介する可能性もあるのだろうか?

一方で、フランスは

生産者→酒店→消費者

のケースが多いように思う。場合によっては最近では「組合」のような、ある地域もしくはフランス全土で加盟した生産者が一緒になってプロモーションをすることがあるようだが、これにもコストが発生するのかもしれないがわからない。

いずれにしろ、フランスでのメリットは当たり前だが、インポーターと輸送コストが日本に比べて減る。

その結果、現地のワイン価格(酒店)は日本の半額程度に抑えられる。しかし、面白いことに有名なドメーヌや、高価(もしくは安価すぎる)なワインは値段が日本とあまり変わらないことが多い。

また、シャンパーニュも日本で買った方が安いケースがある。これには驚いた。

超有名なドンペリニョンやモエなどはフランスでは高い。日本と変わらないくらいか、日本の方が安い。


この場合の値付けがよくわからないが、おそらく大手シャンパーニュのドメーヌは蔵出しの時点から高いのだろう。フランスで高所得第一位がエペルネだというのもうなづける。



具体的は、ルー・デュモンの試飲会のときに直接ワインを買わせてもらったのだが、ブルゴーニュ・ルージュが8€程度、村名ワインが20€前後だった。一方で、日本ではブルゴーニュ・ルージュは2000円上、村名はものにもよるが4000円~5000円程度。今の為替レートでいくと、2倍~2.5倍程度。

ちなみに、良く耳にするグレードビンテージの年でもその逆でも収穫量が変わらないとすればその年のブドウの価格自体は変わらないそうである。

農作物なので、当たり前と言えば当たり前で、これが意味することはワインの価格には非常に商業的なコントロールが織り込まれているということである。

インポーターや業者は「ワインは農作物です」といか言っておきながらなんだか、価格は農作物として扱わないのである。消費者に優しくない。

こんなこと書いていて意味があるのかわからないが、こちらでワインを飲んでいると、ワインの単価自体は下がるので、コストパフォーマンスの基準値が厳しくなる。


日本に帰ったときにワインを買う気になるのか・・・わからないが、やっぱり地産地消が経済的にもいいのかなと、思うこのごろである。

・・・とか言いながらも、美味しいワインは美味しいのでその誘惑に負けるのである

前回のキンメリッジに続いてジュラシックを開けてみました。

ジュラシックというと某映画を連想させますが、ジュラ紀の地質が残っている由来からのネーミングでしょうか。キンメリッジラベルと同じレベルのキュベです。




前回の条件と同じようにするために冷やしてエントリーの、グラスも同じものを用いました。



ちょっと暗めの写真で申し訳ないですが、若干色がキンメリッジより濃いでしょうか。といっても、レモンイエローでフレッシュさを感じます。


香りは・・・あー、キンメリッジと違いますね。キンメリッジはヨード香(個人的にはツナの香り)が強かったですが、ジュラシックはその香りもありますが弱いです。もっと言うと、香りのたちが弱いからかもしれません。

飲んでみても違いがわかります。キンメリッジの柑橘とは違う柑橘系、キンメリッジよりフレッシュでキレがあります。何か矛盾しているような気もしますが、ミネラルも酸のレベルも若干こちらの方が良いです(個人的に)。よって、こちらのキュベの方が好きです


辛く言えば、どちらのキュベも平凡で、変化のない、デイリーワインに落ち着くというところでしょうか。ブルゴーニュとなっていますが、シャブリっぽいのはこちらの方です。意外にも。


こちらのキュベだったら日本でも1500円だしてもいいかもしれません。
でも、2000円クラスのシャブリの方が美味しいかなと思います。なんたって、なんとなくシャブリを飲みたくなる欲求不満状態になりますから。

Jean Marc Brocard Borgogne  Kimmerridgien 2011を開けました。
現地スーパーでも売っているんですね。7€きる安さ。

ワインの流通や値付けにも興味があるのですが、それはまた今度考えます。



さて、もともと一緒に陳されていたJurassiqueと比較しようかなと同じヴィンテージを買ったのですが、体調が優れず、キンメリッジだけ。


さて、ブロカールですが今や、シャブリではかなり大きなドメーヌになっています。ホームページを見ると、シャブリにワインショップも持っているようです。ですので、オンラインでの購入もできるようですが。。。


ブルゴーニュですが、AOCシャブリの近くみたいですね(当たり前か)。

実は、このラインは初めてで、AOCシャブリとプルミエクリュまでは飲んだことがあります。良い作り手で美味しいです。ゆえにこの2本を購入したのですが・・・さて。




キンメリッジうんたらと、ミネラルうんたら・・・などが書かれています。化石が見つかるとか。



冷やしてからエントリーしました。色は薄いレモンイエロー。若いです。ちょっと独特な香りがします。これがヨード香?この辺はまだまだ勉強不足。

口にすると柑橘系が広がります。バランスも悪くないです。おっ、これはデイリーには向いている!と思ったのですが、柑橘系がレモンでもグレープフルーツでもないなんとも半端な柑橘のアタック。


温度が少し上がってきてわかりました。ユルい。ユルいんです。

緊張感にかけるというか、なんとも中途半端な感じで締まりがない。美味しくて飲みやすい、近づきやすいのですが、それで終わり。


ミネラルとか酸とか緊張感に欠けるので、飲んでいてこちらもユルくなってしまいます。
まあ、このラインの限界でしょうか。


やはり、フラッグシップであるシャブリ以上のものを欲しくなります。

ジュラの方は少しは違うのかな?


日本でも有名な Alain HUDELOT-NOELLATのBourgogneを開けました。



意外に多分飲むのは初めてだったような。

裾ものですが、グラスから香るアロマは結構いいです。ピノノワールを感じさせる赤い小さいベリー系の香りがします。

飲むとシャンボールのブドウらしく上品な味わいでシルキー。09ですが、濃くなく今ちょうど美味しい時期かと思います。


村名・上級キュベを飲んでみたくなる造りをしています。

23092012/15AW


リヨンの天気は気まぐれで、日本で言う夕立のようなザーッという雨が日常茶飯事的に降る。一方で、1日中ずっと雨という日も多くないので助かる。

夏は乾燥しているので、過ごしやすいけどゆふに向かってその乾燥が厳しくなる。既に今の季節から乾燥が厳しい。


さて、もう3ヶ月前のことであるが、Lou Dumontの仲田氏を招いた試飲会に参加できる機会を得た。

2000年にニュイ・サン・ジョルジュで立ち上げた会社から2003年にジュブレ・シャンベルタンに移り、ネゴシアンとしてワイン造りを行っている。

真剣にワインを語る仲田氏。

仲田氏、本人は他の方が書かれているように非常に真面目で真摯にワインに向き合っている姿勢が感じられる純朴な人である。

話すのはあまり得意ではないとかで、この日も照れ笑いをしながら話をされていた。

「日本でもしワインを造り機会があったらワイン造りをするか?」という質問に、素直に「それはないですね。」との答えが印象に残っている。

理由は、ブルゴーニュのテロワールしか知らないし、そのテロワールに合ったワインの造り方しか知らないから、とのこと。

彼が目指しているのはテロワールを表現するワインで、自分が飲みたくなるワインを造りたい、という話も印象に残った。


さて、肝心のワイン。率直に言うとこの日試飲した中で一番惹かれたのはクレマン・ド・ブルゴーニュである。

クレマン
好感のもてる良くできた泡。

村名クラスでは、本拠地であるジュブレ・シャンベルタンがフラッグシップのようである。


試飲ラインアップ

試飲ラインアップ左から
Gever-Chambertin 2007
Fixin 2007
Morey St-Denis 2008
Bourgone 2009
Bourgone Blanc Bio 2010


Morey St-Denisクラスからグラスから香るアロマはオッと思わせる香りを放っているのであるが、味は香り負けしている印象があって少し残念であった。

その後、Chambolle-Musigny 2007も購入して飲んだのだが、なんだか濃い…エレガンスに欠けている。

買い付けるブドウもその年によって変わるようである。ネゴシアンゆえの
悩みかもしれない。

リヨンの中心街でイタリアフェアがあったので行ってきました。

場所はベルクール(Bellecour)から歩いてすぐのリパブリック広場。

オリーブオイル・パスタ・ワイン・チーズ・ビネガーや、ファッション系のお店もいくつかありましたが、迫力があったのはやっぱりこれ。

パルミジャーノ専門店。

フロマージュにうるさい(?)フランス人もこれにはさすがに食いついてました。というか、36ヶ月と48ヶ月のパルミジャーノがあったのですが、どちらも美味しく買い

注文すると適当なサイズに切り分けてくれます

パルミジャーノはそのまま食べてももちろん美味しいし、サラダにかけても美味しいので重宝します。しかも、極上のパルミジャーノ。に合わないはずがないと、迷わずイタリアワインも購入。

戦利品☆

バルベーラ・ダルバとバルバレスコを購入しました。
個人的にはバローロが好きなのですが、出店していた作り手はバローロに畑を所有していないそうで、最上がバルバレスコだったと思います。

サラミも買ったのですが、トリュフのサラミで香りが良く、非常に美味しいです。3本で5€とこちらでもかなり安い価格

加えて、2年もののバルサミコも買いました。


帰って早々、久々にバルベーラを開けて飲んだのですが、イタリアワインて、どのイタリア品種にも共通するのですが、食事に合いますよね。フランスワインよりも。


やはりたまにはフランス以外のワインも必要だと感じました。