毎年恒例の…、強迫キタコレ! | 強迫性障害と上手に付き合うために…。

強迫性障害と上手に付き合うために…。

強迫性障害の患者さんって、結構多いそうです。
でも、なかなか完治は難しい…。ならば、強迫性障害とうまく付き合うしかない。でも、どうやって?
それを考えていくブログです。

私が、1年間で一番嫌いな季節は夏です。理由は、“暑いから”だけではありません。“強迫性障害の症状が一番出やすい季節”なんです!

理由はよくわからないけど、毎年恒例のように夏に調子を崩しやすいんです。

たぶん、エアコンに当たったり冷たい物を飲み過ぎたりして、体が疲れているから…なんじゃないかなって思うんですが。

でも、今年は今のところいつもと比べて楽に来ていたんですよ。もちろん、取るに足らないような小さな強迫はたくさんありますけどね。

でも、それでちょっと油断したのか、今日、ちょっと強い強迫観念が出てしまって…。

私の強迫観念って、順序と対称性についてのことが多いんです。それが崩れると、それを戻さなければいけないって観念が浮かんでくるんですよ。

例えば、A→B→Cという風に何かをしたら、その後、もう一度B→Aと同じことをやる。そうすると、A→B→C→B→Aという風に、対称になりますよね。

これが例えば、食べ物や飲み物にも出ちゃうんです。どういうことかと言うと、例えば缶ビールを飲んで、2本目を飲んだときにちょっと誤飲したとします。すると、3本目にもう一度普通に飲まなければいけないって観念が浮かんでくるんですよ。

もし、それをしないでいたら、今度ビールを飲むときには、1本目に誤飲をして、2本目に普通に飲まなければいけないってなるんです。

だから、うっかり1本目と2本目で違う飲み方をしようものなら必ず3本目を1本目と同じように飲んでおかないと、後々大変になっちゃうんですよね。

もし、3本目も違う飲み方をしたら、事は重大で、例えば1本目が普通に飲んで、2本目に誤飲をしたとします。そして3本目にまた誤飲をしたら、対称性を保つために、さらにもう1本飲まなければいけない。

その頃には、もう恐怖ですよ。

飲み物だけじゃありませんね。

朝起きて服を着た時に、例えばシャツを着てからズボンを履いたら、脱ぐ時はズボンを脱いでからシャツを脱ぐってなるんです。

もしこれを間違えたら、もう一度服を着てからやり直し。

自分でも“いい加減にしろ!”って思います。

些細なことでは、足の運び方まで観念が出ます。買い物に行って店の前に絨毯があると、店に入る時に絨毯の上を4歩で歩いたら、店を出る時も4歩で歩かないといけないって感じなんです。

コレ、疲れますねぇ…。だって、自分がやった全てのことの順序を覚えておかないといけないわけですから。

でも、全ての順序を覚えておくなんて、当たり前ですがムリ。そうすると強迫行為が出来なくなるわけです。

それでも、調子がいい時は“ま、いっか”ってな具合でやり過ごせるんですけど、何かの拍子にちょっと強い観念が出てしまうと感覚が鋭敏になってしまい、全てのことに観念が浮かぶようになっちゃうんです。

今がそんな感じで、昨日まで何とも無かったのに、ちょっと強い観念が出てしまい、今は1時間ぐらい前に起きてしまってから、観念で寝られなくなってしまっています。

この気持ちを誰かに話したいんだけど、私は独り暮らしなので話し相手がいないんです。だから、こんな時間にブログ記事として書いています。

でも、これだけ記事を書いていたら、ちょっと気持ちが楽になってきましたので、これから寝直ししようと思います。

今日から実家に帰省するので、少し環境が変わると気持ちも違うかな〜って思っているんですけどね。