そろそろ年度末で転勤の季節です。


すでにわかっている人あり、全く直前まで知らされない人あり、で
転勤もさまざまなようです。


私も奄美に来て4年が過ぎました。
自分もそろそろ・・・なのですが、この時期にはいろいろな方から電話があります。


友だちの友だち、友だちの友だちの友だち、おくさんの友だちの旦那さんの友だち、
一回だけ会った人や全く面識のない人、


共通点は、みんな「奄美大島に転勤になりそう」ということです。


で、奄美大島ってどんなところなのだろうか?

鹿児島に住んでいても、奄美大島に行ったことがない。TVで見るくらい。

行ったことのある人の話を聞くと、不安になることばかり


「実際、今奄美大島ってなんだろう?」

「だれか、奄美大島に住んでいる人を紹介してくれないかなあ?」


ということで、いろいろなツテをたぐって、私にたどり着き、電話がかかってくるというわけです。


自分も奄美大島にやってくるとき、けっこう不安でした。

何とかなるだろう、ぐらいに思っていたのですが、実際には知っておいたらよかったなあ、と思うことばかりです。


で、電話をかけてくる人の、質問の第1位は、「住むところはあるの?」です。


答えからいうと、「あるところにはあるけど、ないところにはない」です。


奄美大島でも最近はあちこちに、アパートができています。

「あなた、わたし(英語にしてください)」のアパートはいっぱいあります。ここ4年で両手分はできています。


それ以外でも奄美市内(旧名瀬市内)にはわりとアパートあります。

でも、「ちょっと家賃が高いかなあ」というのが感想です。


それと、一軒家になるとちょっと苦しいかなあ


何が苦しいかなあ、というと「家の古さ」と「家賃の高さ」です。

新しい家を建てたので、古い家は貸しましょう。というところが多いのです。


それと、「住みたいなあ」と思うところは、「みんなが住みたい」と思うのです。

つまり人気があります。競争率高いので気をつけてください。


それから、旧名瀬市内以外では、見つけるのが大変かもしれません。

所々アパートなどありますが、少ないと思ってください。


一番確実なのは、前任者が住んでいた家、かもしれません。


事実私はそうでした。

でも2年たって、家主の方が「そろそろ我が家に戻りたい」ということで、とにかく知り合いを通して探したのが今の家です。


一回住んでみて、探すという手もありかな?

でも、子どもがいれば転校も絡んでくるし・・・


難しいところです。

1月2日、「ノロ」からかなり復活してきたわが家族

手にしたお年玉を早速使いたい子ども達に催促されて、初売りに出かけました。


最初に出かけたダイエー


けっこうたくさんの人混み、駐車場待ちもあり、ちょっと遅れて店内に・・・

子どもや家族向けの催し物がありました。

が、我が家はタッチの差で間に合わず。残念!


子ども達もお目当てのものがなかったためか、テンションは上がらず

そのまま商店街に移動しました。


そこは・・・


すでに福袋などほとんど売り尽くしたあとのお店がほとんど

人通りも少ないし、


おくさんがお目当ての子供服のお店も、残りあとわずかばかりで欲しいサイズがありません。

子ども達も、おもちゃ屋がものすごい混雑で中に近づけません。


それより何より、もうお店を閉めている何軒か・・・


「えっ、初売りなのに?」

と、最初はびっくりしましたが今は慣れました。


つまり、初売り2日は朝6時頃に店を開けて、福袋が売り切れた昼前にはシャッターを閉めてしまう。

2日の午後出かけた私たちは欲しい福袋は買えないのです。


そして3日、懲りずに商店街へ


子ども達は、買い荒らされたあとのガラガラのおもちゃ屋で欲しかったおもちゃをゲット

おくさんも昨日の初売りで売れた分だけ商品が入れ替わった子供服のお店で、欲しかったかわいい子ども服をゲット


私は・・・


紳士服のお店はお休み、靴屋さんは開いていたもののサイズがなし、ジーパンのお店も欲しかったものがなし、しかもサイズがなし


と、「なんだかなあ」と終わった初売り体験でした。

福袋も大きいサイズ用が欲しいと思うのは私だけ?


奄美大島で福袋が欲しいときは、2日朝6時がポイントです。

早起きできない我が家はその段階でアウト


ものすごく賑やからしいのですが、奄美4年目にしてまだ一度も体験したことがありません。

あけましておめでとうございます。

1月も4日になって、「今更何を言っているのか?」という感じですが
とりあえず新年最初の書き込みですので、年始のご挨拶でした。


で、この年末年始
我が家では「ノロ」旋風が巻き起こり、一家全員全滅でした。

これがまた、一家全員がそろって全滅だったら、救いの手を求めることになったのですが、
24日から1月1日まで(つまりクリスマスイヴから元旦まで)順番に倒れてゆくという事態に、結局一番最後に倒れた私がとっても大変でした。


奄美大島でも、結構あちこちでクリスマスイルミネーションがあったんですよ。
きれいなものも大がかりなものもたくさんあって、

是非紹介したいと思っていたのに・・・


おめでたい風習もたくさんあって、

是非紹介したいと思っていたのに・・・


すべては「ノロ」で終わりました。


あーあ、さびしいお正月でした。

奄美大島もやっと寒くなり、ゴキブリとの戦いも終焉を迎えました。
やっとゴキブリがウロウロしなくなりました。


我が家では、おくさんがゴキブリ大嫌いなため、1匹見つけると大捕物が始まります。
逃がしたりしたら大変なことになります。


徹底的に退治するまで追いつめていきます。(私が・・・)


おくさんは指示をするだけ


一度、台所に3匹同時に登場
この時は1匹をその場で退治したものの、2匹に逃げられた。

おくさんはそれを許さない。


冷蔵庫まで動かして合計6匹、退治しました。


それから時々1匹見かける程度
ついにここ最近見かけなくなり、ほっとしています。


今の家に移ってきた時、引っ越し前の掃除で3匹のゴキブリを発見
すぐにバルサンを2回たいて根こそぎやっつけました。

そのおかげか1年間は全くゴキブリを見なかった。


しかし1年を過ぎたころ、少しずつウロウロ

そこからゴキブリ退治が日課となりました。



鹿児島から奄美大島にやってきて、びっくりしたこと(話には聞いていました。)


奄美大島のゴキブリは「黒い」、確かに黒い
しかも体が薄っぺらくなくて、立体的になっています。


奄美大島のゴキブリは「大きい」、確かに大きい
鹿児島で「これは大きかったねえ」というサイズが、奄美大島では標準です。
私が見た(退治した)一番大きかったのは6センチ弱、あまりに大きかったのでこっそりと測りました。(10センチ近いのもいたという話も聞きました)


そして頭の後ろに部分に白い三日月型の模様があります。

最初見た時は、「ゴキブリ」と思えませんでした。


しかも奄美大島では、けっこう家の外で見かけることが多いのです。
家の外で「ゴキブリ」を見ると、イメージが全然違います。


事実、我が家のおくさんは、家の玄関先にいた「ゴキブリ」を「ゴキブリ」とは思わず、「あの虫は何?」と私に聞きました。
(おくさんが「ゴキブリ」大嫌いなのを知っていたので、とっても返事に困りました。)


そして飛びます。ふつうに飛びます。これが信じられない。
部屋の中をわりと大きな虫が飛んでいたので、「またカナブンかあ」と思って、新聞で叩き落とすと「ゴキブリ」だったことが3度あります。


で、昼間もふつうに動き回っています。
昼間に外で「ゴキブリ」を見かけると、何となくツヤがあって、どことなく「きれい」です。
(でも「ゴキブリ」です。この辺のバランスが難しい。)


新しく奄美大島に来られる方、「ゴキブリ」にご注意を
コソコソしていません。堂々と台所を横断します。外を出歩いています。


退治してもキリがありませんが、スポーツ感覚で頑張ってください。

朝から雨です。かなりの雨です。
風もけっこう強くて、ざんざんぶりの中、空港へ向かいました。


今日は出張だったのです。
まあ、あんまり必要性のない、どちらかといったら出た方がいいかなあ、という程度の会議に参加です。


こんな時、飲み会大好きな先輩と一緒だと無理矢理鹿児島泊まりの出張になります。
そして、会を早めに切り上げて「れっつごー天文館」です。


このパターンに何度泣かされたことか


だって次の日、1便で帰ってこないといけない。
鹿児島発1便は8時前の出発です。


ということは7時半には鹿児島空港に着いていないといけない。
ということは6時過ぎにはホテルを出ないといけない。


「れっつごー天文館」と1ヶ月前から気合いが入っている先輩が、日付が変わる前に部屋に戻っているわけがなく、
6時前から電話したり、ドアをノックしたり大変なのです。



で、今回一緒に向かう先輩は、「アットホームぱぱ」な先輩でした。

「アットホームぱぱ」なので、今日は鹿児島日帰り出張です。
4時には会議を切り上げて、タクシーで空港まで、最終便に滑り込む。というプランです。


最終便は5時20分、確かにタクシーで高速を飛ばすと何とかなる。


すると先輩が言いました。「鹿児島空港に着いたら、帰りの搭乗手続きしてから鹿児島に行くよ。」
「10分、20分は待ってくれる」


えっ


そうか、ときどき待たされるのはこれが原因だったのかあ。
でも、これっていいのだろうか?



朝空港で待ち合わせ、すると先輩ひと言
「飛行機が20分遅れだって、」「どうする?」


次のひと言が「やめようか!」でした。


「えっ、いいのかなあ?」と私

「いいの、いいの」と、先輩は明日娘さんの三者面談だとか・・・

「だって今日中に帰れないと大変なことになるでしょ」


そうか、子どもの行事は大変なことなんだ!
飛行機の使い方といい、参考になった。


と、いうことで出張がなくなって、たまっていた仕事を片づけています。

とっても天気の良かった奄美大島です。

昨日は本当にいい天気でした。


暖かいし、風はゆるく吹いていて、

あまりに気持ちいいので海岸に出てみました。


たまたま用事で外に出たので、ちょっと寄り道です。


沖に船がたくさんでていたのですが、ちょっとわからないかも・・・

なんでも産卵のために海岸に接近している魚を捕るのだそうです。


そして海岸はこんな感じできれいです。



天気がいいとほんとにきれいな奄美大島
まだ泳げそうな気がします。

金曜日の飛行機で鹿児島へ

家族全員なもんだから、泣きたくなるような金額です。
せっかくもらうボーナスが、「パラっ」と散っていくぐらいの金額です。


鹿児島空港に着いた感想は、「意外と寒くない」
これが間違いでした。


お日さまが隠れると、どんどん冷えてゆく。
あっという間に「寒い」と何度思ったことか・・・


でも、実はそんなに寒くはなかったようです。
「今日は暖かくてよかったねえ」と言われてしまいました。


日曜日、奄美大島に帰ってきました。

私は鼻水が出ています。
おくさんは声がかれています。
長男はお腹をこわしたみたいです。
次男は何ともありません。
長女も何ともありません。


結局、大人と小学生が体調を崩したということか・・・


今日、荷物が届きました。
2泊3日の間の洗濯物です。


ため息付きながら受け取った、おくさんの背中が悲しかった。

先週末、用事があって家族全員で鹿児島に上がってきました。


ちなみに奄美の人々は、鹿児島に行くことを「上がる(あがる)」と言います。
そして、奄美から徳之島・沖永良部島・与論島に行くことを「下る(くだる)」と言います。


たぶん、フェリーの「上り(のぼり)便」「下り(くだり)便」からきてるのだと思います。


さて、「何かおいしいものでも食べましょう」となり、おいしいと評判のお寿司屋さんに行ってきました。
回らないところは高いので、ちゃんと回るところです。


奄美大島にやってきたとき、海は近いし、きっと魚がおいしいだろうと・・・
とっても期待していました。


ところが、焼き魚は確かにおいしい。エビもおいしい。伊勢エビなんかとっても安くておいしい。
でも、刺身があまりおいしくなかったのです。お寿司もあまりおいしくなかったのです。

理由はすぐにわかりました。


奄美大島近くの魚は、白身の大型の魚が多いので、捕ってから時間がたつとおいしくないのです。
それから脂分が多いので、最初はとってもおいしくても、味がしつこく感じてしまうのです。


お寿司もちょっと鹿児島と違うので、なかなか口に合いませんでした。
使っているお酢が違うのです。ちょっと甘みのあるお酢で、しかもあまりお酢をきかせないので、ちょっと物足りない気がします。


で、これが甘いものになると一転して、奄美大島の人たちはとってもしつこい甘さが好きなようです。

「おいしい」と評判のケーキ屋さん、軒並み回りました。
ぜんぶ、しつこい位の甘さ。


甘いもの大好きの、我がおくさんが1つ食べきれない。
お酒を控えて、甘いものOK! となった私が1つしか食べられない。


「食は文化」といいますが、ほんとにその通り
同じ鹿児島県だけど、全く違います。


ちなみに、「おいしい」んですよ。「おいしい」のだけど、数がいかないのです。

刺身もお寿司も、とってもおいしい。でも、たくさんは食べられない。

ケーキもとってもおいしい。でも、1つ食べたら十分満足してしまう。

ちなみにラーメンも、出汁がきいているラーメンが評判です。

鹿児島ラーメンとは全く違います。

なので、ときどき鹿児島豚骨ラーメンが食べたくなるのです。


そうそう、私たち家族が感じている、食に関する奄美大島唯一の問題点

「おいしいお蕎麦屋さんがない」 というか「蕎麦屋さん自体がない」ということです。


ということで、「お寿司」の次は「お蕎麦」でした。


「お寿司」 おいしかったあ! 家族揃ってバクバク食いました。ほんとに満足でした。金額にびっくりでした。
「お蕎麦」 おいしかったあ! これだよね。お蕎麦だよね。と言いながら、満足して食べました。


まるで、食べに「鹿児島に上がった」みたいでしたが、ちゃんと用事も済ませました。

帰りの飛行機で、「トンカツ、食べ忘れた。」「うなぎ、食べ忘れた」「鹿児島ラーメン、食べ忘れた」「担々麺、食べ忘れた」・・・・

たった、2泊3日で、何食食べるつもりだったのか・・・という会話をしていました。


ちなみに初日の夕食は「マクドナルド」でした。
そうです。奄美に「マクドナルド」はありません。ケンタッキーも、緑モスも、ミスタードーナッツもあるけど、「マクドナルド」はありません。


立ち寄ったコンビニは、全部「ローソン」でした。
そうです。奄美に「ローソン」はありません。エブリワンはあるけど、ローソンはありません。サンクスもありません。


という、久しぶりの鹿児島でした。

この時期は本当に寒い奄美大島です。

今日も晴れてるんだか、曇ってるんだか、よくわからないうえに雨までパラパラ落ちてきました。

北風が、びゅー! と吹くとブルブル震えます。


先週まで半袖だったので、この変化にやられてしまうのです。

というわけで風邪引きさんが多い奄美大島です。


この時期に奄美大島に来られる方は十分に気をつけてください。
寒いです。意外と寒いです。ホントに寒いです。


これをすぎると、ほのぼの暖かい日が戻ってきます。


そして3月の終わり頃に、もう一度寒さが戻ってきます。

一日のうちで天気が変わりやすい冬の奄美大島

寒さや雨に当たったら、「はずれ」と思ってください。

こんな日もあるのです。

寒いんです。とっても寒いんです。

ついに上着を着たくなる寒さです。


久しぶりに友人(埼玉県在住)から電話


「寒いよねえ」

「寒い、寒い」

「こっち(埼玉)は寒いよお」

「奄美も寒いよ。今朝なんか最低気温15℃だったよお」


怒られた。埼玉は最高気温が15℃だったとか・・・


今日も何となく寒さが続いています。

「奄美も寒い」は沖縄の人じゃないとわかってくれないかも


やっぱり冬は寒い!