お久し振りです | 気の流れに身を任せ~自然に自然に自然にね

気の流れに身を任せ~自然に自然に自然にね

気の流れに身を任せ、気の向くまま赴くままに…

見た事、聞いた事、考えた事、思った事、

閃いた事…などなど、書いていきます。

 

 

 

お久し振りです。

 

 

気龍です。

 

 

11月は働き過ぎたので

 

 

12月はまったり目で仕事をしています。

 

 

でも11月末に

 

 

登別温泉で老舗ホテルの社長邸のリフォーム工事があって

 

 

ここのホテルに宿泊させて頂いたので

 

 

温泉入りたい放題でした。

 

 

少しだけ疲れが取れた様な気がする様なしない様な…

 

 

 

 

 

11月のメインの現場が

 

 

「これ一人で終わるのか?」って内容でした。

 

 

住宅しか請けたことのない設計屋が

 

 

水産加工会社の工場の改修工事を請けて

 

 

どこに声を掛けても断られ

 

 

今仲良くしてる店舗屋の社長に声を掛けた事から始まった地獄。

 

 

朝8時から夜10時半前後まで

 

 

10時3時休憩無し、昼休み15分で12日間

 

 

地獄でした(笑)

 

 

 

 

 

話があった時には

 

 

マジで終わるか微妙で急な話だったので

 

 

いつも手伝って貰っているT君は

 

 

すでに自分の現場でパンパン。

 

 

こりゃ覚悟決めて一人でやるしかないな…と。

 

 

まぁ間に合いそうになかったら

 

 

最後の3日間くらい徹夜したら終わるだろ…くらいの気持ちで(笑)

 

 

 

 

 

登別温泉の現場は

 

 

泣き言言わず頑張ったご褒美だったんだろうなぁ

 

 

と思っています。

 

 

 

 

 

今回、ここの社長(先代の多分娘さんだと思う)

 

 

若い社長さんです。多分40代前半。

 

 

と、ホテルの営繕を担当している部署の責任者から

 

 

社長邸のリフォームを請けた元請けさんと

 

 

俺の事がめっちゃ気に入ったらしく

 

 

ホテルの工事もお願いされたそうです(元請けさん談)

 

 

元請けさんから「どうしよう…」と

 

 

相談されましたが規模がデカすぎてビビっちゃって(笑)

 

 

「任せます。」と伝えたところ、断ると言ってました。

 

 

ホテルの工事はある事情により

 

 

絶対やらなきゃならない工事なので

 

 

まぁ縁があったら別経由ででも話があるかもしれません。

 

 

 

 

 

先日、30年来の付き合いのあるガソリンスタンドの所長と

 

 

色々話をしていました。4つ年下の所長さんです。

 

 

で、こいつもよく働くヤツでね。

 

 

そんな話をしてました。

 

 

当然、俺の死んだ親父も知っていて世話になってて。

 

 

「俺さ、親父が生きてる間めっちゃ親父にツラく当たっててね。

 

 

歳取って目が衰えたり体が言う事聞かなかったり

 

 

それで職人としての仕上がりが悪くなるのも分かるんだけど

 

 

それを歳のせいにしてる感じに見えてめっちゃ嫌でさ。

 

 

「~するなよ。」って言って

 

 

仮にやっちゃったとしても途中で気付いて直したりとか

 

 

そんな姿が少しでも見えてたら俺も言わなかったんだけど

 

 

何度も同じ事を繰り返されたらさ…

 

 

お袋にも言われた事あるんだけど

 

 

『おじいちゃんももう歳なんだからもう少し優しくしてあげて』ってさ。

 

 

どんな商売もそうだけどお客さんから金貰う以上

 

 

歳だからこれしか出来ません…は通らないしょ?

 

 

『なら違う人呼んで』って言われるのがオチ。

 

 

まだ俺から言われている内が花。

 

 

客から言われたら職人として終わるぞ。

 

 

って言った事があってね~

 

 

でもさ、こう歳取ってきて親父の歩んだ年代になりつつあると

 

 

「あ~親父もツラかっただろうな~」って思うのさ。

 

 

今現在すでにツラいからさ(笑)

 

 

だけど俺も親父にとやかく言っちゃった手前

 

 

やらなきゃならなくてさ(笑)

 

 

『なんだよ、お前人に言っときながら自分は出来ないのかよ。』

 

 

って親父に言われたくないからさ(笑)

 

 

死んであの世で親父にあった時

 

 

『言うだけの事はあったな。』って言われたいじゃん。

 

 

でさ、俺には目標があってね。

 

 

親父は79歳まで職人として俺と動いてたからさ、

 

 

俺もその歳までは…ってね。

 

 

で、79歳で今のクオリティー。これが目標(笑)

 

 

めっちゃ有名にならなくていいから

 

 

せめて今いる周りから

 

 

『80近いのにめっちゃ綺麗な仕事する気龍って人居たんだよね。』

 

 

って死んだ後に言われたいじゃん(笑)」

 

 

 

 

 

この所長さんもサラリーマンなのに

 

 

ルール無用で実績出してきた人なので

 

 

死んだ後、「○○って凄い人いたんだよね。」って

 

 

言われる人だと思っているので

 

 

「それ、良いですね!!」ってめっちゃ喜んでくれました。

 

 

定年がある世界の人なので定年後の世界が見えたって

 

 

言ってくれて良かったです。

 

 

 

 

 

最初に書いた通り

 

 

ちょっと時間に余裕を持って仕事をしているので

 

 

色々な事を思ったり考えたりしています。

 

 

師匠であったマリアさんとのケンカした時の事とか(笑)

 

 

あの頃マリアさんが言ってた事って今になって

 

 

って言うか、もっと前に気付いているんだけど

 

 

凄く分かります。

 

 

 

 

 

事の発端は俺が通っている美容室にいたスタッフの女の子

 

 

この子も霊感強くて店に行ったらよくそんな話をしてました。

 

 

マリアさんの弟子になった話もすると

 

 

「もしかしたら東京で美容師してる友達の師匠かも?」って。

 

 

まさしくその友達はマリアさんのお弟子さんでした。

 

 

確かお弟子さんの中でナンバー3くらいまで入る人だった様な…

 

 

友達からも俺からもマリアさんの話を聞いたその子は

 

 

「見て貰いたい。」ってなった。

 

 

ちょうど東京でカリスマと言われている美容師さんから

 

 

東京に来ないか?と誘われていたそう。(後から聞いた話)

 

 

それで俺からじゃなく友達経由でアポ取れば?となり

 

 

見て貰いました。

 

 

鑑定結果は

 

 

昔、戦国時代なのかどうなのか分からないけど武士だったそう。

 

 

で、東京の美容師さんとは上司と部下だったらしい。

 

 

戦で命を落としたその子をその上司だった東京の美容師さんは

 

 

守れなかった事を後悔してたらしい。

 

 

ずっと魂の傷になっていたそうです。

 

 

だから東京に呼びたい。今よくしてあげたい。

 

 

これが前世からの因縁だったらしい。

 

 

 

 

 

元々、俺が通ってた美容室を辞める予定だったその子はその後退職。

 

 

退職後に行って「どうなった?」って他のスタッフに聞くと

 

 

「それが東京に行ってないみたいですよ。」って。

 

 

「はぁ?」って話。

 

 

すぐマリアさんに確認すると凄い剣幕で話始めた。

 

 

「そうなの。東京行きなさいって言ってるのに

 

 

彼女何もしなかったのよ。

 

 

普通自分の事なんだからいつから行ったらいいのか?とか

 

 

どこに住むとか動くでしょ?何もしなかったのよ。」と。

 

 

一通り経緯を聞いて言った一言が亀裂(笑)

 

 

「え?なんでそれを言ってあげなかったんですか?」

 

 

 

 

 

まぁこれだけじゃないけどね。

 

 

タロット教えてくれるって話で

 

 

忙しいマリアさんの立場を考えず催促した俺。

 

 

ちょっとでも勉強しておこうと

 

 

「マリアさん忙しそうだから予習がてらお勧めの本ないっすか?」

 

 

の一言で爆発…

 

 

マリアさんのカードの読み方は特殊らしく

 

 

市販の本では得られないらしい。

 

 

変な癖を付けて欲しくないから参考になる本がないそう。

 

 

そこで忙しくて教えて貰えない愚痴も言った。

 

 

だから「勝手にしなさい。」と縁を切られた。

 

 

って言う昔話。

 

 

なのでマリアさん式タロットの読み方を俺は知りません~

 

 

懐かしいな~(笑)

 

 

 

 

 

でも東京に行かなかった女の子

 

 

マリアさんの言ってた意味は今ならよく分かります。

 

 

仮に「~するんだよ。」って言ったところで

 

 

この子は動かなかったと思います。

 

 

動く人って言わなくても動くんです。

 

 

ちゃんと流れに気付くし流れに乗るんです。

 

 

ちょっと背中を押せば後は勝手に動く。

 

 

 

 

 

この子にとってマリアさんの助言は理想です。

 

 

この子の人生の最短ルートだったのでしょう。

 

 

でもその道に乗れなかったって事は

 

 

最短ルートを歩める資格がなかった。

 

 

こう言う言い方したらキレる人いるかもだけど

 

 

言葉を変えれば経験不足。

 

 

俺も人に色々伝えるけど

 

 

10人中9.8人は聞いてくれないし動かない。

 

 

要するに100人中2人しか動かないって事。

 

 

俺の厄介なのは会話の中にヒントぶち込むから

 

 

聞いてる人は気付かないんだよね(笑)

 

 

俺は話しながら「今大事な話してるよ~」って

 

 

思いながら話してるんだけどね…

 

 

普通の話に聞こえるからね。

 

 

マリアさんみたいに鑑定で金取ってる訳じゃないから

 

 

今から伝えますって合図がないからさ(笑)

 

 

 

 

 

あ~そうそう。

 

 

11月の地獄のような現場である人にあった。

 

 

30代の頃、5年くらい可愛がっていた当時20代前半だった設備屋

 

 

その後、色々あって音信普通に…

 

 

4年前今の店舗屋の電気屋の手伝いで来てて再会。

 

 

また音信不通。

 

 

で、その現場に電気屋から俺がいるって聞いて

 

 

また手伝いに来た。

 

 

俺の姿を見るなり「気龍さ~ん」と言って走って来て

 

 

抱き付かれた。

 

 

もう可愛がっていたのは20年以上前の話。

 

 

そうしてくれる事が嬉しかった。

 

 

俺が若い頃、こいつにしてきた事は間違ってなかった…って。

 

 

 

 

 

でももうすぐ60になる親父に

 

 

50の親父が抱き付いてる姿は

 

 

傍から見ればキモいかも?って思いながら

 

 

抱き付かれていた(笑)