RoadBike・自転車にエアタグを取付けるアイディア | Photograph to Life ~生活に写真を~

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ロードバイク乗りの多くは「軽量化」に走ると思うのですが、軽量化しているのはホイールとタイヤ、チューブ(及び「おサイフ」w)くらいな私です。

と言うか、どちらかと言うと「テールライト多灯化」「前後ドラレコ(アクションカメラ)」「Gopro用に大容量モバブ」と軽量化とは程遠い事ばかりしています。

 

というわけで、盗難防止という訳ではないですが、何かあったときに追跡しやすいようにと「AirTag互換」のスマートトレッカーを自転車に取付けていて、専用のケースなど3Dプリンターで作ったりしてきました。

 

参考リンク:

 

基本的にサドル下に取付ける目的で作ったもので、AirTagとその互換品用で複数作成しました。ただ、結束バンドで取り付けですし、見つけるのも簡単ですから取り外される危険性も高いわけです。まぁ、AirTagはともかくとして互換品の中には「簡単に音がならない様にできる」ものもあるので、それを使えば少しは発見を遅らせる事ができそうではあります。

 

という訳で、現在はAirTag互換品をメインで使っているのですが、互換品でも下記の製品はAirTagとサイズがほぼ同じなので少しずつ置き換えを計画しています。要は、AirTagのアクセサリーがほぼそのまま使える訳です。

 

 

互換品なのでUWB(近接探査)は出来ないですが、音を鳴らせるのでまぁなんとかなるかなと言うものです。あと、AirTag1個の値段程度で4個買えるのもポイント高いですね。

とは言え、やはり自転車への取り付け方法の選択肢があまり無いというのが難点です。AirTag用のアクセサリーが使えると言っても、取り付け方法は大抵は下記リンクにあるような方法です。

 

 

 

 

 

 

まぁ、製品としてでている以上は付けている場所がバレバレなんですが、それはそれとして「サドルバッグと共存できる」「小さいフレームでもボトルケージと共締めできる」製品がほぼ無い。ベルと一体化というのも良いんですが、Hide my Bellとか使っている身としては目立つベルを付けたくない。

 

参考リンク:

 

自転車用ベルとしては最もスマートだと思うんですよ、HideMyBellって。

 

とまぁ、そんな訳でAirTagをどこに付けるかで試行錯誤しているのですが、ちょっと思いつきました。

「クランクプロテクターにAirTagケースを一体化すればよくね?」と。

 

クランクプロテクターというのは下記のリンクのモノとかです。

 

 

他にも色々出ていて、クランクの先端部だけでなくアーム部分もカバーするモノもあったりします。

 

 

正直言うと、「チェーンステーはともかくクランクにプロテクターって要らないよね」というのが私の考えでした。乗っていれば傷がつくのは当たり前ですし、傷無しのピッカピカとかありえないと思うんですよ。むしろ、「キズ皆無≠乗ってない≠床の間自転車」と言う感想しかありません。

なので、クランクプロテクター自体はイラナイ派であることに変わりはないんですが、ちょっと可能性を見出してしまうと付けてみようかということになる訳です。

 

ですが、AirTagケース付きクランクプロテクターなどというものは存在しませんw 思いついたのは「クランク取り付けボルトに一体化したAirTagケース作れないかな?」からですし...。

 

 

以前から「2ピースクランクのシャフトに組み込めたら良いよね」とか思っていたので思いついたとも言えるんですが、基盤のサイズがネックなのかペン型とかのスマートトレッカーって無いですよね。なので、外側に飛び出しても良いから、上記リンクのパーツと交換する形で取り付け可能なケースが作れないかと思ったわけです。

ですが、コレと一体化した場合は比較的容易に取り外せそうなんですよね。シャフト内部組み込みならともかく、外側に飛び出すとケース部分を掴めるので容易に回すことができちゃう訳です。それならば、クランクはずさないと取れない構造にすれば良いのではと思った次第。

 

という訳で、「無いものは作ってしまえ」という事で3Dプリンターで作ることにしました。設計はFusionです。取り付け可能なクランクは4700系Tiagraの他、R2000Clarisは装着可能。アルテは6800なら装着可能かと思います。


image・AirTagケース付きプロテクター

 

サイズは大まかにデジタルノギスで測って、あとはフィーリングで作ります。以前にAirTagケースをTPUフィラメントで作ったりしているのでかなり楽観的に考えてました。

 

image・試作1号

 

一応、クランク先端には取り付け可能なモノが出来ました。ペダルシャフト用の穴は大きめにしているので多少のズレは許容範囲です。

問題はAirTagケースの部分で、残念ながら直径で1mmくらい小さくて入らずorz 仕方ないので再設計。

 

image・試作2号

 

収縮率を考慮してとかやってみたら...。

 

image・すかすかorz

 

という訳で試作3号

 

image・試作3号

 

一応、脱落防止と言うかはめ込み式にしてあります。

 

image・ジャストサイズ

 

少しガタはありますが、MiLiのタグは外周部に物理スイッチがあるので少し余裕があるくらいでちょうどいい感じ。

 

image・ロゴ側を見せる

 

ロゴのある側を見えるようにすると段差が目立ちます(研磨途中なのでバリが残ってます)

 

image・電池フタ側

 

電池室蓋が見えるように入れるとほぼツライチになります。見た目はこのほうが良いですね。

 

TPUで作ったほうが楽だったかもしれないのですが、外しにくさを考えるとPLA+やPETGの方がとなります。電池交換のしやすさ重視ならTPU一択なんですけどね。あと、中空構造の場合は「サポート」を付けてプリントしないといけないので、サポートの残骸がクランクにスリキズを付ける可能性が高いです。

一応、取り付けたままでも電池交換可能にと電池室蓋の口径に合わせた穴は開けています。ただ、AirTag本体ごと回ってしまう可能性が高い気はしますね(むしろ好都合?)

 

ですが、このAirTagケースであれば「ペダルを外さないと取り外せない」ので容易には無効化出来ません。電池交換の都度ペダル脱着が必要ですが、最短でも3ヶ月に1回程度なので定期的なメンテナンスと併せて電池交換すれば良いかと思います。