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上記2つの記事にあるように、CPU内蔵レンズゆえのフレキを「折り方を変えて」後方への飛び出しを最小限に抑えるように工夫した改造がしてあります。
ただ、フレキの固定方法が「LANケーブルをほぐした銅線で縛っている」とか「ポリプロピレン可の接着剤で固定」なので時折剥がれることが何点。
また、フレキが見えすぎるというのも気にはなっていたところです。何しろ、某カメラ雑誌に有った「破壊系レンズ改造記事」の筆者から「フレキとか見えまくってるけど大丈夫なんですかね?」と書かれたくらいなので。
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過去のことを蒸し返すのはアレなのでこれ以上は書きませんけどね。
今回、フレキを再固定するきっかけになったのは「改造IX Nikkor用マウント部プレートの3Dデータ」を見つけたためです。
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載せている取り付け例を見るといい感じに取り付け出来るように見えたんですよ、これが。という訳で、息子の3Dプリンターを借りて(フィラメントは自己購入)プリントして、取り付けてみようと思ったら「フレキ除去しないと付けられない」と言うことが判明した次第。
だってねぇ、AF用の接点を残すものと除去するものと2種類あったらAF接点残す方はそのまま付くと思うじゃないですか。ところが、実際にはフレキはずさないとダメということで「開口部広げて付けるか」とか思ったわけです。
まぁ、切って削ってで上記のように取り付けたのですが思っていたより不格好...。あと、フレキが見えるのは余り改善しない。そこで、フレキを「2液硬化型エポキシ接着剤で接着しよう」と試みて、そこそこうまく行ったところで思いついたのが「UVレジン」
考えてみたら、UVレジンも接着剤とshちえ使えるわけです。しかもUVライトで速攻で固まるという実に便利なものです。
透明のUVレジンを使ったのでちょっと分かりにくいですが、フレキの重なってる部分にUVレジンを垂らしてUVライトで硬化。
ものの見事に希望通りのところで固定できました。しかも硬質な樹脂になっているので接着剤や両面テープのように緩んで剥がれたりズレたりがありません。100均のUVレジンを使い始めた時点で気が付かなかった自分が情けない。
という訳で、今までは広角側(上記は34mm)位置で気を使いつつの撮影でしたがこれからはガンガン使えるようになりました。