RoadBike・ROCKBROSからCYCLING POWER BANKが登場 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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サイクリング用品ブランドの「ROCKBROS」から、サイクルコンピューターなどと一緒にGarminマウントに取付可能なモバイルバッテリー兼デイライトが発売されました。
現状では、Aliexpressなど海外通販でしか購入できないようですが、ちょっとおもしろい製品なので注文してしまいました。
 

https://s.click.aliexpress.com/e/_DFWS0Eh

 

製品名は「CYCLING POWER BANK」となっていますが、上記画像に有るようにライト付きでケーブル内蔵。さらにGarmin互換のマウント付きです。画像下にあるリンクから飛んでもらうと分かりますが、裏側にはサイクルコンピューターなどを付けられるマウント付き。対応する充電端子は「USB Type-C」「USB microB」「Lightning」の3つ。microBとLightningは一つで両対応の構造です。

 

この製品、最初に知ったのはInstagramでした。特にROCKBROSのアカウントをフォローしていた訳ではないのですが、自転車関連と言うことで広告で表示されたものです。

サイクルコンピューターと二階建てにマウントできるデイライトについては、既に下記の「RAMEMEN FR160」を使用しています。

 

 

 

参考リンク:

 

FR160は下記の製品に大きく影響を受けていると思われ、左右方向からも視認性の高い作りになっています。

 

参考リンク:

 

 

さらに、Fabric Lumarayの弱点というべき「WahooはELEMENT ROMEとBOLTの取り付け不可」という点を克服しています。つまり、FR160は「マウント変換アダプターを兼ねる」事が容易に出来るわけです。ただし、Wahooに対応させるには下記の部品が必要です。

 

 

最も、何らかの方法で「Wahoo→Garmin」のマウントアダプターを取り付ければLumarayでもWahoo製品を取り付けることは可能ですし、マウントパーツを3Dプリンターで作成しての対応化は可能です。

とは言うものの、この手の製品って「LEZYNE非対応」なのは何故なんでしょうね? それなりにユーザーが多いと思うんですよ、LEZYNEって。

 

さて、肝心のCYCLING POWER BANK(以下CPB)ですが、本日到着しました。注文したのが12月2日なので、ピッタリ10日で届いたことになります。最近のアリエクはホント早いですよ、届くのが。

 

CPBは、多分ですが「メイン機能はパワーバンク(モバブ)」であって「デイライト機能はおまけ」なのだろうと思われます。モバブ機能付きのライト自体は以前からありますが、「USBケーブルが邪魔になりがち」なUSB Type-A出力でした。CPBでは直付けになっていることで「防水性の向上」「携帯品の削減」を計ったのでしょう。

 
・パッケージは簡素

 

販売価格を考えれば仕方ないですが、パッケージは特に凝ったものではありません。普通に紙箱で、プラスチックトレーが緩衝材です。個人的には、無駄に捨てにくいパッケージで無いことは好印象ですが、安っぽく見えると感じる人もいるかも知れません。

 

 
内容品も簡素です。説明書は特に無く、本体の他はGoProマウントに取り付けるためのアダプターと充電用のケーブルだけ。操作性は非常に良好なので、いじっていればモードなどは直ぐに理解できると思います。
基本的には、アウトフロントマウント下に吊るすことを想定しているのかスイッチは上記画像の面にあります。

 

 

反対側にはサイコンを載せられる様になっているので、上下反転させて使うことも想定しています。こちらがわのマウントは8mmほど飛び出しているのでWahoo ELEMENT ROMEやBOLTも問題なく付けられます。が、ちょっと高さがあり過ぎという気もします。

 

・ライト

 

ライトに関しては正面からのみよく見える作りです。

 

・点灯時

 

多少は横方向にも光が漏れますが、基本的には「前方からの視認性向上」を目的とした作りです。

 

・大きさ差比較

 

FR160を比べると大きいですが、これはモバブ機能の為と言えるでしょう。

 

・積み重ねてみる
 
スタックしてみると大きさの違いがよく分かります。実際のところ、最大幅と高さに関しては両者大差ありません。CPBが特に大きく感じる原因は「全長の長さ」と「長方形の形状」によるところが大きいと感じます。

 

 
サイコンマウント側は90度向きを換えられます。そのため、GarminとWahooに対応可能というわけです。LEZYNEに非対応なのはマウントの形状の為でしょう(LEZYNEはX字型)

 

・ELEMENT BOLTを載せてみる

 

実際にELEMENT BOLTを載せてみると上記画像の様になります。Wahoo用部品を取り付けたFR160よりも余裕がある感じです。が、隙間が空きすぎていかにも取って付けました感が出てしまうのが残念。あと4mmくらい低くしてもいいかなという感じですね。

 

・出力端子

 

出力端子はL型に配置で、Type-Cの他にmicroBとLightningが両対応タイプ。Lightningがちょっと差し込みキツめなのでiPhoneの充電に使うのは躊躇します。

 

・Garmin専用

 

こちら側のマウントはGarmin互換専用と言っていい作りです。一応はネジが効くようですが、インサートナットが入っていないので不安があります。

ただ、一番普及しているのはGarmin互換のマウントと思いますし、FR160同様にWahooやBrytonをGarminマウントで使うためのアダプターを兼ねていると思えば良いのではないでしょうか。

 

image・ネジ位置合わず

 

サイコンマウントに関して、ライトの保管用ということでネットから拾ってきた3DデータをプリントしたGarminマウント部品が有るので付かないか試したところ、微妙にネジ穴位置が違って取付不可。これ使うと3mmくらい低くなるのでちょうどいい感じになるんですけどね。

 

3Dプリンターでは他にも補修用パーツのデータを入手してプリントしています(プリンターは息子のですが)

 

image

 

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ネットで検索すると、色々と「欲しいモノのデータがアップされている」のでよほどニッチでマイナーな製品用で無い限りは3Dデータが見つかると思います。

ネットからDLしたデータは自分で設計したものではないので販売は出来ませんのでその点はご理解していただきたく思います。