RoadBike・ FARNA1.0完成ヽ(´▽`)ノ | Photograph to Life ~生活に写真を~

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クランク未着で組めずにいたKhodaaBloom FARNA1.0ですが、7月下旬まで乗れないのはちょっとツライという事でヤフオク見てたら程度良さげなFC-RS200の165mmが出てたので落札しました。
※一部プロモーションを含みます
 
モノタロウに注文している方は、現状でキャンセル不可なのでモノタロウ側からなんらかのアクションがない限りはそのまま購入の予定です。同じクランクが二つ有ってどうすんだと言うところも有るんですが、同じR2000Claris組みのロードが2台有るので予備にしても良いかなと…。
 
 
因みに、落札したFC-RS200はコッタレスボルトとキャップが欠品だったので下記のコッタレスボルトを購入しました。と言うか、最初からコレ使うつもりでしたけど。
 
 
付属のコッタレスボルトで無く、上記リンクのボルトを使う理由は第一に「整備性」で、次に「見た目」です。
8mmアーレンキーで締められるのと、キャップレスでゴムパッキン付きなので浸水でのサビ防止と土埃の侵入を防ぎやすいし、いかにも取ってつけたような蓋がいらないのでスマートです。正直、スクエアテーパークランクのコッタレスボルトは標準でコレにして欲しい。
 
因みに、ターニーグレードのFC-TY501-2に付属のコッタレスボルトは上記リンクのタイプでゴムパッキンの口径が大き目の物になってます。
 
 
届いたFC-RS200は、箱なしでコッタレスボルトとキャップが欠品である以外は使用感もさほどで遠目には新品同様です。
 
image・FC-RS200
 
若干の油脂汚れはありましたが、それはパーツクリーナーを吹いたウエスで拭けばきれいになりました。因みに、このグレードクランクセットはクランク自体はアルミですけどチェーンリングはスチール(鉄)です。試しに磁石を近づけたらしっかり張り付きましたw
チェーンリング自体はクレシェンドのプロホイールに付いている物が互換なので、交換すればアルミ化出来ます。また、SORAグレードのチェーンリングを使うことも出来るようです。
 
image・165mm
 
クランク長はもちろん165mmです。小さいサイズのフレームには165mmが合いますね。
 
image・取り付け
 
取り付け自体は難しいことはありません。単純に差し込んでコッタレスボルトを締め込むだけです。本来は38N.m程度のトルクを掛ける必要が有るみたいですが、手持ちのトルクレンチが20N.mまでしか対応しないので20N.mで締め込んでます。これは後で大型のトルクレンチを買ったら締込し直す予定です。
 

 

現在、自転車用のトルクレンチとしては「CYCLISTS」「BIKE HAND」と上記の3セットを持っているのですが、一番使いやすいのは上記のトルクレンチです。理由は、奇数トルクが設定できるんですね。CYCLISTSとBIKE HANDの物はおそらく同じ製品でパッケージロゴが違うだけと思います。

 

 

 

ペダルは、シマノSPD互換の両面ビンディングを取付けました。このペダルはモニター提供受けたものですが、レビューに期限がなかったので長期保管になっていた物。
 
 
正直、両面ビンディングは好みでは無かったんですよ。何しろ古いロード用片面ビンディングの「PD-6500」を使っていたくらいですし...。ただ、ワールドサイクルの輪行マイスター「岩田康裕」さんが「輪行するなら両面ビンディング」とおすすめするくらいなので一度は使ってみようかと...。
 
image・CXWXC CX-151
 
また、片面フラットで無く両面ビンディングを選んだのは「盗難対策」です。PD-6500もそうなんですが、小さいサイズの片面SPDペダルと両面SPDはスニーカーだとまずまともに踏めません。むしろ、SPD-SLやLOOK KEOの方がスニーカーでも踏めます。
あと、FELT F85はSPD-SLに変えたのでSPD用シューズのXC7とXC3が下駄箱の肥やしになってるのを解消したい為です。PD-6500は手放す予定が無いのでシューズも残しておかないといけないのですが、履かなくても劣化しますから、シューズ...。
ただ、このペダルはキャッチの時にクリートが嵌まりにくい。PD-6500では裏を踏んだときくらいしか嵌まらないということは無かったのですが、どうにもキャッチしにくい気がします。テンションを2段階上げているのが原因かもしれないので、最弱に直してみようかと思っています。
 
image・廃タイヤでチェーンステープロテクター
 
あとは、例によってチェーンステーに廃タイヤで作ったプロテクターを付けてます。良い感じにコンチのロゴ部分を使うことが出来ました。とは言え、履かせてるタイヤはWolfPackだったりしますけど。
 
ケイデンス/スピードセンサーはMeilanのC3を付けました。下記のリンクで紹介したサイコンとセットだった物です。
 
参考リンク:

 

当初、MuddyFoxに付けていたSunDingを移植の予定だったのですが、どうにも認識してくれない。電池切れかと思って電池交換もしたのですが、ペアリングしてくれない。ただ、何故かC3の方もiPhoneのBluetoothをオフにしないとELEMENT BOLTに認識されないのがちょっと面倒です。多分ですが、先にELEMENT BOLTにつながってしまえばiPhoneのBluetoothはオンで大丈夫と思うのですけれど。

 

image・完成

 

コレで一応は完成です。サイコンのマウントはMuddyFoxに付けていたものを移植して、ライトもGACIRONのV9C-800をメインで使うのでライトのマウントも移植です。

 

重量は、サイコンやライトのマウント、ペダルを付けない状態で「10.12kg」でした。

 

image・10kg超え(´・ω・`)

 

コレはまぁ、ホイールがFELT F85の純正品(前28/後32)を付けてて前後で2kg超えてる(2.2kgくらい)のが大きいですね。あと、フロントフォークもアルミフォークですしサドルポストもアルミです。

 

完成後に軽く試走してきたのですが、乗り味は悪くないですね。フロントディレイラーの微調整が必要でしたが、リアはパシパシ決まりますし、思ったほどは重さを感じません。振動も、アルミフォークの割にはよく吸収してくれる感じです。

ギアの枚数は、アップダウンが頻繁に有るロングライドですと厳しいかもしれないですが、普段使いで乗るのなら十分。週末に50kmくらいのライドをというのなら8速でも特に困らない気がします(多分、私はそれ以上乗っちゃいますがw)

 
 
FARNA1.0を完成させるついでに、フラットバー化したクレシェンドにキックスタンドを付けてペダルを片面ビンディングに替えました。スタンドは、MuddyFoxに付けていた物です。
 
参考リンク:

 

私の付けているブランドのスタンドはAmazonで取り扱い無しになっていますが、おそらくは下記のスタンドが同じ物です。

 

 

一応、販売元が言うには「ディスクブレーキ車用」との事ですが、リムブレーキ車でも問題無く使えます。と言うか、スタンドの位置がBBに近くなるので倒れにくくなります。ロードバイクのジオメトリーなフレームは「センタースタンドを付けるスペースがない」事が多いので、上記のようなキックスタンドを付けるのが良いと思います。チェーンステーだけに固定するキックスタンドもありますけど、掛かる応力は分散できたほうが良いですから。
 
image・キックスタンド装着

 

このキックスタンドの良いところは、「輪行時も外さずに済む」ことですね。リアエンドより後方への飛び出しが短いので、エンド金具の範囲に収まります。本当はもう少しBB側に寄ってくれると良いのですが、クレシェンドのフレーム形状では上記の位置が限界でした。
まぁ、クレシェンドを輪行で持ち出すという可能性はかなり低いですし、スタンド付きのほうが便利ではあります。基本は息子が乗ることになりますから...。
 
因みにフラットバー化したクレシェンドの重量は、ペダル付きで11.01kgでした。
 
image・11.01kg
 
ペダル外すと11kg切ってるということです(この時点では購入時の安価なフラペ付き) クレシェンドもアルミフォークにアルミのサドルポストな訳で、ホイールもおそらくは2kg超(もしかすると2.4kgくらい?)有るでしょうから、ちょっとイジると10kgを切って組めそうですね。難点は、リアエンドが135mmということでしょうか。
 
クレシェンドのペダルは息子のルイガノにつけていた「PD-A530」に付け替えたので片面フラットのSPDペダルになってます(息子はビンディングで乗らんのですが...) これは、私が乗る時にはXC7かXC3を履くためです。
 
この1ヶ月弱で1台をフラットバー化、1台をバラ完した訳ですが、自転車趣味(特にロード)を長く続けるつもりならバラ完は一度経験したほうが良いと感じました。別に高級コンポでなくても良いんです。ぶっちゃけ、7速のターニーでも良いと思います。が、どうせ組むならClarisかSORAが良いですね。基本的な操作方法が共通ですから、上位グレードも...。
 
バラ完すると普段気にしていないところも意識して見るようになります。いじるのを躊躇していたヘッドパーツとかも自分で組むので構造を覚えますし、完成車を自分でメンテする時の勉強になります。ディレイラー調整もそうですね。
ディレイラー調整は、いきなり11速以上は難しいと思います。私は6速DEOREを多少はいじっていたのと、最初のロードが4700Tiagraと10速なので少しはなんとかメンテしたけど、いきなり11速をバラ完できっちり変速調整するのは難しい。その点、8速は意外とラクに調整出来るんですね。これはやってみないとわからないところです。
 
もちろん、ショップに任せたほうが良いところもある訳ですが、懇意にしているショップが有って多少の融通が効くような場合はバラ完にチャレンジするのもいいと思います。仮にですが、そのショップが閉店という事になっても基本的なメンテで困らなくて済むと思いますから。
 
しかしアレです、ここまでやると振れ取り台とかも欲しくなりますね。手組みホイールは無理でも振れ取りくらいは自分でできるようになりたいものです。