大洗ライドと自転車専用道 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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先日、予備チューブとCO2インフレーターを買うためにショップに行った際、常連客の方と話していて思い出したのですが大洗の海岸通りには自転車専用道があります。

大洗シーサイドステーション(旧大洗リゾートアウトレット)の横を走る道路脇になるのですが、狭いながらも自転車専用道が作られています。

 

・自転車専用道

 

厳密に言うと、自転車専用道がある場合は自転車は専用道を走行する必要があります。が、現在の状態がどうなのかと思い、本日実際に走ってみました。専用道の長さはさほどでなく、全長でも2kmありません。そのうち、実際に走行してみたのは上記の標識がある専用道入り口からまいわい市場前の交差点までの区間です。

 

想像していたよりは砂など浮いておらず、防風林の松の木の落ち葉が目立つという感じ。なので、浮き砂で滑って転倒というのはなさそうです。ですが、松の木の根がアスファルトを押し上げているところが多々あり、走りやすいかというとMTBやビーチクルーザー、ファットバイクならば許容範囲という感じです。

 

・雨水桝の段差

 

雨水桝のある部分は、2011年の震災時の影響なのか周囲が下がってしまっており段差が大きめ。これもロード系で使われている23Cや25Cのタイヤだと走りにくくなる原因になっています。実際、この区間の走行速度は15km/hくらいが上限で、平均すれば10km/h以下でした。

 

・一部歩道と共用

 

また、シーサイドステーション前あたりのところで歩行者用通路と共用になってしまっています。上記画像の左手がまいわい市場で右手が駐車場。その駐車場入口付近が共用区間です。

更にいうと、この自転車道は対面通行になっているのに中央にライン等引いていませんし進行方向の表示もありません。これでは自転車道としてはあまり意味をなさないと言うのが正直なところです。道路幅は狭いですが、ゆっくり走ればすれ違いはできる幅なので進行方向左側になる部分に進行方向表示があればという感じです。

 

今回、確認の意味で走ったわけですが、僅かな区間だったとは言えこの専用道ですれ違った自転車はわずかに1台。それもママチャリだけでした。スピードを出せる出せない以前に、自転車道としては「一応作ってみました」レベルでしか無いのでゆっくり流すにしても残念な状態になっているのが現状と言えますね。

 

というわけで、上記画像の先にある交差点で道路を横断し、大洗シーサイドステーション内にある「サザコーヒー大洗店」へ。本日のライドの目的は、半分はサザコーヒーでコーヒーを飲むことw あとの半分が上記の自転車道の確認。

サザコーヒーは、元々は勝田駅前でこじんまりと営まれていたコーヒー店だったのですが、社長の趣味が講じて契約農園まで持ち、県央地域を中心に10以上の店舗を展開しコーヒー豆の卸販売も行うほどに成長した企業です。

 

サザコーヒー大洗店はシーサイドステーションの南西角にあります。店舗前には木製のバイクラックがあるのでスタンドの無いロードバイクやクロスバイクも駐輪可能。先日購入したABUSのチェーンロックが初めて役に立ちました。

 

・アイスコーヒーで一服

 

店内はそれなりに広さがあり、割とゆったりくつろげます。ソロライドだったので二人がけのテーブルに座りましたが、4人がけできるテーブルも多いのでグループライドでの立ち寄りでもゆっくり出来ます。軽食も提供されているのでランチも可能です。

水戸駅発のライドで、那珂湊経由でも20km程度の距離なので、那珂湊・大洗・涸沼と巡るライドのコースに組み込むのにも良いかと思います。

今回は、水戸の自宅を9時前に出発したので開店前に着いてしまい、少しだけ店外で待つ羽目になりましたw ちなみに、頼んだのはレギュラーのアイスコーヒーで400円也。サザのコーヒーはアイスもミルクやシロップ無しで飲んでもスッキリとしていて美味しいですよ。

 

ウェアは以下リンクのLixadaのサイクルジャージでしたが、ライドで慣れてしまったせいか店舗に入るのにも気恥ずかしくとか無かったですね。ロード乗りなら当たり前という感じ。というか、サザコーヒーの店員さんも慣れた感じでした。流石はバイクラックを設置しているだけはあります。

 

 

また、今回のライドではAmazonのタイムセールで購入したインナーフレーム付きスポーツグラスに度付きレンズを入れたのでそれの掛け心地テストも兼ねていました。

私は弱めの近眼なのですが、度の進みがゆっくりなこともあって前回のメガネ作成が16年位前。基本的に車の運転時以外は裸眼で過ごせる程度ではあるのですが、流石に度が合わなくなってきたのとレンズコーティングの劣化もあって逆光時にギラつく感じが出てきました。なので、運転用メガネを新調するついでにインナーフレームにもレンズを入れた次第です。

 

 

購入したのは上記リンクの製品ですが、この価格でグレーの偏光レンズの他に4枚の交換用レンズ付き。度付きのレンズを入れるとレンズ代のほうがはるかに高いというシロモノ。

このスポーツグラスを買ったのは、以前から気になっていたところに先日の落車の際に点検してもらったショップにて常連客の方が使われていたのを見たから。インナーフレームの取付角度によってはレンズを入れにくいこともあるので、実際に見ることが出来たのは購入を決断するきっかけとしては大きかったですね。

 

・付属品が豊富

 

普通に買っても2000円ちょっとな訳ですが、それでいてしっかりとしたケースと交換用レンズ、クリーニングクロスにインナーフレームや交換レンズ収納用の袋まで付いてきます。

 

 

最初から取り付けられているのは偏光レンズで、Polarizedの文字が入るシールが貼られています。このシールは糊残りなしにはがせます。

ほぼ同じものと思われる他のブランド製品には、価格によって偏光レンズ付きとそうでないものがあったりしますが、この製品はきちんと偏光レンズが付いてきました。

 

・インナーフレームをセット

 

インナーフレームは上記のようにセットします。先にサングラスレンズセットしておいたほうが指紋等付けないかもしれないですが、若干コツがいるのでやりやすい方で取り付けるのが良いでしょう。

サングラスレンズを取り付けない状態だと両サイドがあまり後退していない感じですが、レンズを付けると両サイドが後ろ下がりになります。

 

・偏光レンズ取り付け

 

この両サイドが後ろ下がりになることで普通のメガネとは若干ですが見え方が変わってしまいます。要は光軸が斜めになってしまうという訳です。メガネレンズというのは、基本的には正面を見た時に視線に対して垂直になるように光軸が決められますが、これが斜めになるということは「歪曲収差」というものが発生してしまいます。なので、後退する角度に合わせて調整することもできるのですが、そうするとかなり高額なレンズになってしまいます。

この点についてはメガネ店で説明を受けているので了承済みでしたが、想像していたよりはゆがみ等なかったというのが感想です。2000円のサングラスに2万のレンズというのもなんともアンバランスですし、比較的安価なプラスチックレンズでお試しという感じで普通のレンズ加工のままで入れてみた次第。

 

ただ、私の場合は裸眼でも車の運転以外は支障がない程度に見えていることもあって、比較的弱めの矯正であるということは考慮するべきかもしれません。因みに、測定視力は裸眼片眼で測定が両眼とも0.1〜0.2程度、両面で0.5程度の視力です。ついでに書いておくと、乱視がかなり進行しているというのがあってそれも古いメガネが合わないと感じ始めた理由のようでした。

 

とは言うものの、車の運転用と比べると見え方に違和感があるのは否めない感じではあります。光軸が斜めになっているので正しく焦点を結ぶ範囲が狭いのが理由としてある上に、インナーフレームという構造上の関係でレンズが眼に近いということも影響しています。この眼に近いということは掛け方の工夫で対処しました。

実際に慣れるまでにかかった時間はおおよそ30分位ですね。とは言うものの、距離感という点では近いところほどつかみにくい印象。遠いところは距離感がつかみやすいのですが、その分近いところで犠牲になっている感じ。いままでの見え方よりも変によく見えるというのも違和感の原因ですね。多少なりボヤンとしつつ、道路案内表示の文字は読める程度には見えていた訳ですから「見えすぎて違和感」というのがあるのだと思います。まぁ、あと2〜3回のライドでかなり慣れるでしょう。

最も注意が必要なのは「狭いところを通り抜けないといけない」場合で、例えば車止めのポールなどで自転車1台が通り抜けできる程度の幅のところを通る際です。特に斜めに進入しないといけない場合は十分な減速が必要でした。

 

今回のライドのコースは以下の通り

大洗ライド往路:https://www.relive.cc/view/1595989653

大洗ライド復路:https://www.relive.cc/view/1596083351

 

まぁ、いつもの大洗・涸沼ライドのコースをそのままですね。まだまだ決まったコースしか乗っていないのでライドネタで書くことがない状態ですが、いずれはライドネタで書けるようになりたいものです。