ロードバイク用ライトを新調 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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MuddyFox(MF26-EXP-F)メインで乗っていた頃から、自転車ライトはタクティカルライト系のLEDフラッシュライトを流用していたのですが、いかにベンダーが「自転車用マウント同梱」していると言っても配光パターンが自転車用のそれとは異なるのでナイトライドでは街中以外ではほとんど役立たずなのが実情でした。

 

 

上記のライトとほぼ同じ物を使っていたのですけれど、本来の用途がタクティカルライトと言うことで「スポット照射」的な配光になっています。実は、自転車の前照灯として使う場合はスポットライト的配光では非常に乗りにくくなります。

街灯のある街中で自動車やオートバイ、歩行者に対して「移動体として認識」してもらう目的であれば使えなくもないのですが、街灯の無いところを走る場合にはほぼほぼ役立たずです。

 

その為、夕方にライドするのはやめてしまったのですが、そうなるとどうしても乗れる時間が少なくなる。短い距離であっても、少しでも乗りたいと思うことはある訳で、そういう時というのは仕事上がりの夕方とかな訳です。一番利用しているサイクリングロードは街灯など全くないのでスポットライト的な配光では危なくて乗れません。そうなると一般道をということになるのですが、これも交通量などを考えてルート取りすると街灯がまばらだったりで明るいライトが欲しくなります。

という訳で自転車用として設計されているライトを探していたのですが、ずっと気になっていたライトの配光パターンが自分の希望に合いそうなことがわかりました。具体的には以下のYoutube動画で見てわかったという感じです。

 

 

この動画で紹介されているのは以下の製品。

 

 

このライトは、MuddyFoxに取り付けたスマホホルダーマウントのそれと同じブランドの製品です。

 

参考リンク:MuddyFox(MF26-EXP-F)用のスマホマウントを新調

 

上記リンクでも書いていますが、要は「TOPEAKライドケースマウント」互換のマウントを使って取り付けることが出来る自転車ライトと言う訳です。

Amazonの製品サイトには型番が記載されていませんが、このライトは「V9C」型で800ルーメンなので「V9C-800」が型番になります。同じデザインで200LMと400LMもあって、それぞれ「V9C-200」「V9C-400」が型番です。価格差を考えると、800LMのV9C-800を選ぶのが一番コストパフォーマンスが良い感じです。

 

 

パッケージは透明のプラスチックシートで、スイッチ部分にお試し出来るように穴が空いています。おそらくは店頭販売する際に明るさを体験してもらうためのものでしょう。

 

 

ハンドルバーマウントが入ってる下部のボックス部分に英語と中国語で説明が書かれています。中華製品としてはかなりしっかりしたパッケージです。

Aliexpressでも購入できますが、現時点ではAliで買うよりもAmazonで購入のほうが900円くらい安く購入できます。セール価格でない場合も、AliとAmazonで価格差は殆どありませんしAmazonならPrime対応で最短翌日に届くのでAliexpressで買うメリットはないですね。唯一、マウントを追加購入したい場合に限っては粘着アダプターとのセットがAmazonで取り扱いがなく、シリコンバンドタイプスマホケース付きのスマホマウントしか購入できないのでAliexpressで買うしかありません。

 

 

上記のホルダーは日本のAmazonでも買えますが、スマホ固定用のシリコンゴム製スマホホルダーが無駄になります。

 

・粘着アダプター付きスマホマウント

 

上記画像のマウントは、Aliexpressであれば1個741円で49個まで日本へは送料込みで買えますからチームでまとめて購入するというようなことも可能です。Aliexpressの場合、低価格商品は1個なら送料込みで2個以上は送料が別途必要というものが多いので、まとめ買いする際は若干の注意が必要です。ただし、送料込みの場合は日本の感覚だとびっくりするくらいに日数かかって届きますけれど。

 

 

肝心のライトですが、付属品は上記の物のみ。本体のほか、ハンドルバーマウントと充電用のmicroUSBケーブル、それと保証カードです。

 

 

大きさは手のひらサイズでスリムです。その大きさから想像するよりは重量があって、細部の仕上げもしっかりしています。

表面仕上げはアルマイト塗装なのかは不明ですが、サラッとした手触りのマット仕上げで上品です。

 

 

マウント取り付け部のある側に充電ポートがあり、ゴム製のカバーで覆われています。このタイプの自転車ライトは、ハンドルバーに取り付けた際にライダー側になる部分に充電ポートが付くものが多いように思いますが、この位置に付けることで雨天時の浸水を防ぐ設計のようです。

 

 

一応はバッテリーが劣化した際は交換できるようになっているのか、電池室蓋はアーレンキーがあれば外せるようになっています。ただ、開けてみたわけでないのでセルをはんだ付けしていないという確証はありません。

 

・明るい

 

最大照度の800LMで点灯するとたしかに明るい。真正面から見ると眩しいと感じます。

上部への光漏れも多いように感じますが、これはマウントの角度でどうとでもなるのであまり問題はないでしょう。路面の振動でずれない程度に固定していても、少し強めに力を入れれば角度調整は可能です。

 

・FELT F85に取り付け

 

取り付けてみるとかなり収まりが良い感じです。スリムな形状というのも相まって邪魔な感じもありません。私のF85はマットフラック仕上げのフレームなのでよりマッチングが良い感じです。

 

。MuddyFoxに取り付け

 

MuddyFoxの方には、iPhoneマウントとして取り付けたハンドルバーマウントを使って取り付けます。Runtasticのアプリでライドログを取らなくなったので必ずしもiPhoneをハンドルバーにマウントする必要が無いからです。

MuddyFoxでのロングライドはやらなくなりましたし、ナイトライドも通勤ででも使わないとやりそうにありません。ですが、公道を走ることを考えると昼間でもライトを点けておくメリットはあるので、このような脱着が簡単で複数の自転車で使いまわせるライトは非常に便利です。

 

肝心の配光パターンは以下の画像のような感じでした。

 

・未点灯

・800LM

・400LM

・200LM

 

800MLの明るさと光の到達度は素晴らしいですね。また、スポットライト的に真正面だけを照らすのでなく、横方向もそれなりの明るさで照らしています。スペック表上は「照射角85度」と言うことですが、実際には漏れて広がる光もあるので90度程度をカバーする印象です。

400LMと200LMはあまり違いがないように見えますが、よく見ると光の到達距離が違います。横方向の照らし方も微妙に200LMの方が暗い。とは言っても、200LMでもまばらにであっても街灯があるのならば実用レベルです。

 

明るさに関しては、最後に使った明るさを記憶しているので使用頻度の高い明るさに切り替えてから電源オフするのが良いですね。最も、そんなに頻繁に照度切り替えはしないと思いますけれど。

また、激しく明滅するストロボモードへの切り替えは常時点灯の明るさに無関係で2秒長押しで切り替わります。さほど使う機会はないかと思いますが、緊急時などには異常を知らせる用途に使えそうです。

 

明るさという点だけで言えば外部に大型のバッテリーを繋ぐタイプには敵わないのですが、手軽に使える大きさでこれだけの明るさのライトが3000円程度で買えるというのは非常に助かりますね。

 

ちなみに、現時点で最も明るいと思われる自転車ライトは以下のもの。Youtube動画で紹介されているのを見たのですが、真っ暗な部屋が普通に蛍光灯を点けたかのように明るくなっていました。問題は、デカイ外部電源が必須ということですね。あと、お値段もヘビー級です。