「Technics EAH-T11を落札」
「EAH-T11のプラグを交換」
「Technics EAH-210」をリペア」
「Technics EAH-T11」と「EAH-210」を落札した時、実は全部で3機種セットでの落札でした。2つはTechnicsの2機種なんですが、もう1つは「SONY MDR-NC20」と言う初期のノイズキャンセリングヘッドホンです。
・SONY MDR-NC20
旧いモデルのため、SONYのサイトでも説明書がダウンロード出来る程度で製品ページなどは既に存在していません。
コンパクトに畳めるのと、軽量なので携帯するのに向いてはいると思いますが、ヘッドバンド右側に単四形乾電池の電池ホルダーがあるので左右で若干バランスが異なります。
・ノイズキャンセリングのスイッチ
ノイズキャンセリング機能はスイッチでオン・オフ出来ます。まだ試していないのでどの程度の効果があるのかは不明。当時のレビューを読むと、あまり効果を得られていないような感じでは有りますが、自分で試さないことには良し悪しの判断はつかないですね。
・接続ケーブルが欠品(´・ω・`)
3機種とも実働品だったのですが、MDR-NC20だけは出品者曰く「ケーブルが欠品で音出し確認していない」とのことでした。
幸いにも、私はカセットテープのウォークマン(WM-GX77)を所有していて、そのリモコン部分にこのコネクタが使えます。問題は、ウォークマンのリモコンの為に機器との接続部が「専用」になっていて、他の機器に使うことが出来ません。その為、音出し確認はウォークマンのラジオを使って行いました。
・ステレオミニプラグに交換
ウォークマンで音楽を聴くことはおそらくもう無いので、思い切ってステレオミニプラグに交換することにしました。コードは極端に短くなりますが、延長コードは持っているので長くして使いたい時にはそれを繋げばOKです。
ミニプラグは、100均のクリップ式マイクを分解して取り出しました。マイクの方も別途使えるので保管。
問題はプラグの根元部分のカバーですが、樹脂粘土で固めてしまうことにしました。
・結線したミニプラグ
コードの長さは、左右の分岐から5cm位になってます。基本的にドコモのBBluetoothレシーバー専用にする予定ですが、直に繋ぎたい時は延長コードを使います。
リッツ線は使われているので、ハンダ付けは若干コツが必要ですが、焦らずにヤればしっかり付けられます。
この時点でノイズキャンセリング機能を使わずに試聴。MacBookで左右それぞれが正しく接続されているかの確認もしています。ノイズキャンセリング機能を使わなくても、まぁまぁな音質ではありました。
最終的に黒の樹脂粘土を盛りつけてカバーします。見た目は多少アレですが、そもそもが樹脂なので絶縁効果は高いでしょう。
現在、樹脂粘土の硬化待ちなので、しっかり固まったら再試聴したいと思ってます。もちろん、ノイズキャンセリング機能も試す予定です。