EN-EL3e用のバッテリーケースを作成 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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私の愛用するデジタル一眼レフ、D700とD50で使うバッテリーは「EN-EL3e」というものなのですが、このバッテリーは在庫限りで新品が買えなくなります。そのため、ご乾電池という選択肢も考えないといけないのですが、互換品だと端子カバーが付いていない事が多いのです。
自宅保管に際しては、小さなシール容器に入れておくという方法もあるのですが、予備バッテリーを持って行きたいときなどは柔らかい素材のケースが欲しくなります。

一応、市販品でもあるようなのですが、汎用品となるためにピッタリのサイズとは行かない様子。という訳で、自作してみました。

EN-EL3eCase007・自作バッテリーケース

とりあえず、作ったのは1個です。自宅にあった端切れ革が材料。コレ以上はないというくらいにピッタリに作ってありますw

EN-EL3eCase001・切り出した材料

材料の革の切り出しは、ほぼ現物合わせです。特に、EN-EL3eのカーブの部分はご乾電池を革の上に載せてラインを引きました。
これを縫い合わせるわけですが、まずは針と糸を通すための穴を開けていきます。穴あけは「目打ち」を使います。

EN-EL3eCase002・縫い合わせの途中

縫い合わせは、直線部分を先に縫ったほうがやりやすい。ケースの底になる部分は、バッテリーを途中まで差し込んでおいて作業すると形になっているので縫いやすくなります。
サイズは、完全にEN-EL3e専用(EN-EL3とEN-EL3aも入りますが...)

EN-EL3eCase003・フラップはスナップ留め

最後の仕上げはフラップを閉めた時に留めて置けるようにスナップボタンを付けてやります。打ち込み式なので作業は簡単なのですが、位置をしっかり合わせておかないと閉めた時にずれてしまいます。

EN-EL3eCase004

EN-EL3eCase006

EN-EL3eCase005・とりあえず完成

色を黄色と浅葱色にしたのは特に理由はありません。ちょうどいいサイズの革がこの2色だっただけです。

今回、ちょっと失敗したなと思ったのは型紙を作って置かなかったこと。それと、ベルトループを付けなかったことです。ベルトループに関しては、これからつけることも出来なくはないですが、仕上げを綺麗にするには先に付けてしまったほうが良いですし...。

まぁ、あと何個か作るかと言われればそれはちょっと微妙ではあります。