・COSINA 20mm F3.8 MC
フィルター径は62mmで、前玉の回転しないIF式(全長は変わります)となっています。コーティングは、MC(マルチコート)とありますが、デジタルでは性能不足かもしれません。
このレンズで面白いのは、絞り環のF値表示は彫り込みになっているのにヘリコイドの距離表示がプリントである事。距離表示がプリントなのは「コストダウン」が目的と思われるのだけれど、使い回せる絞り環はともかくとして「被写界深度」表示が掘り文字になっているのだ。被写界深度は焦点距離によって変わるので、これは以外と感じた。
外見から見て、「Vivitar 19mm F3.8」はこのレンズをOEM供給した物と思われます。こちらのサイト によると、焦点距離表示は異なるが、画角も含めて全く同じでヘリコイドのゴムローレットを変えただけの物のようです(ローレットにも数パターンある様子)
この20mmは、ヘリコイドの回転方向がNikkorとが逆になります。MFのレンズなのでとっさの際に若干戸惑うかもしれませんが、このくらいの画角のレンズだと建物や風景などがメインになりそうなのでさほど問題は無いかと思います(COLOR SKOPARはNikkorと同じ向き)
・D700に装着したCOSINA 20mm
D700に装着してみると、以外と収まりがいい。フィルター径が62mmと、比較的大口径の外見である事も関係しているかもしれない。NewFM2に装着すると、見た目の収まりはさらに良くなる。
一つ前に書いたように、D700が再入院となるので実写に関してのレビューは先になってしまうが、D700が戻り次第テスト撮影も含めてレポートするつもりでいます。
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by TREview