D700の背面液晶にホコリ...再び | Photograph to Life ~生活に写真を~

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先月に、背面液晶のホコリと曇りの清掃の為に入院したD700ですが、再びホコリが入っているのを発見。と言う訳で、再度クリーニングに出す事に...。

今回ホコリの混入を見つけたのは前回とは違うところ...。

Photograph to Life ~生活に写真を~-D700-Dust2 ・赤くかこった部分にホコリが見える

前回は、丁度対角線上になる左下に入ってました。ホコリの感じは前回の物と同じ様な感じに見えます。

背面の液晶パネルには「保護パネル」もある訳ですが、ホコリはその中に入っています。保護パネルは透明のアクリル系樹脂で、周囲の黒くなっている部分が両面テープで接着してあるとの事。さらに、銀塩カメラの裏蓋にあたるバックパネルと液晶パネルの隙間になるところには「モルト」が貼ってあるそうです。なので、本来であれば隙間は無い(に等しい)はずです。ただ、モルトは有孔のスポンジ状なので微細なホコリが通過してしまう可能性は否定出来ないとの事です。
同様の修理依頼はそれなりにあるようで、モルトの厚みを増した物に交換したりという対処はしてくれるようですが、根本解決になるかは「?」との事。

今回気になったのは、「MB-9」と言う保護パネルの上にかぶせるように取り付けるアクリルカバーがホコリ侵入の原因になっているのではないかという事。一応、NikonSCの見解では「MB-9が原因でホコリが入る事は無い」とのことだが、前回の修理以降はこまめにチェックしていて、時折内部に入り込んだホコリと類似のホコリがパネル表面に散っているのを確認している。それも、相当に微細な物だ。
あくまでも推測の域をでないのだけれど、MB-9が衣類と触れることで起きる摩擦で「衣類繊維内のホコリがD700側に吸い寄せられている」のではないかと考えた訳だ。実際、MB-9の様なカバーの無いD50では発生していない事だからである。

個体差というのもあるのかもしれないが、レンズ込みで10万円程度のD50であればともかくとして、ボディのみで20万円台半ばと言うD700でD50でも起きないホコリの侵入が発生すると言うのはどうかと思う。ファインダースクリーンやローパスフィルターの方であれば、レンズ交換によりホコリが侵入するのも理解出来るのだが、背面の液晶パネルについては保護カバーが密着しているのですから不可解です。

NikonSCからの電話の際に、一応確認したのが「防塵防滴」についてですが、こちらは社内基準に基づいた対処とのことで、日常生活防水というレベルでもないようです。また、シャッターボタンを含めたボタン類、コマンドダイヤル回りはOリングなど入っているようですが、液晶保護パネル回りにはそのような対策はされていないとの事でした。

とりあえず、水曜日までは修理に出す事が出来ないので、水曜日の夕方に再度修理依頼をする予定です。



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by TREview