110フィルムをスキャンしてみた | Photograph to Life ~生活に写真を~

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昨日のエントリーで書いた「110フィルムをスキャンする」と言うのをやってみました。やはり、フィルムの平面性確保が課題になりそうです。GT-X700のフィルムフォルダーは、フィルムの両サイドだけを固定するようになっているので、この部分にうまく挟み込まないとフィルムがたるんでしまう。しかも、110フィルムはパーフォレーション側の余白を挟み込むため、片側は浮いた状態になる。何らかの対策をしないと根本解決にはならないという訳です。

Photograph to Life ~生活に写真を~-110フィルムスキャンテスト ・テストスキャンしたもの

上の写真は、テストでスキャンしたものをダウンサイズしてアップしてあります。オリジナルは「2222×1600(3200dpiでスキャン)」のサイズになります。平面がきちんと出ていないので、若干歪んで取り込まれてます。テストした限りでは、平面性さえ確保出来れば実用になるのかなと言う感じ。当たり前のことではあるのですが、発色は問題有りませんし、紙焼きからスキャンするよりは細部の再現性もあがります。

現在考えているのは、透明なアクリル板を切り出してホルダー開口部にはめ込むこと。もちろん、スキャン時だけ取り付けて使う訳です。問題は厚みで、1mmまでありませんからもっとも適した厚みのアクリル板を探す手間がかかります。もしくは、ブローニーと同じ幅に薄いアクリル板を切り出して、110フィルムをそれに重ねてセットする。ピントをきちんと出すと言う意味では、適正な厚みのアクリル板を開口部にはめ込む方がいいかもしれませんが、どちらにしてもロスが生じてしまう。どうやればいちばんいい結果が出るのか思案のしどころですね。



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by TREview