AGFA OPTIMA Sensorが、キタ―――(゜∀゜)―――!!! | Photograph to Life ~生活に写真を~

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オクで落札した「AGFA OPTIMA Sensor」が到着しました。出品者の話しでは「バッテリーが入っている」との事だったのですが、残念ながら1個を除いて放電してました。なので、現状で動作確認が出来ていません。バッテリーは本来「MR-9」と言う1.35Vの水銀電池を3個使うのですが、この電池は既に入手出来ません。

今日は夜勤(と言っても21時までの勤務)で仕事だったので、確認したのは帰宅後です。箱を開けてみると、厳重に梱包されていました。はやる気持ちを抑えつつ、梱包を解いてみると純正ソフトケースに入ったAGFA OPTIMA Sensorが...。保管状態は良かったのか悪かったのか、それなりにホコリが付いていたので無水アルコールで拭き拭き。ちょっとタバコヤニも付いていたのか、結構茶色な汚れが落ちてきました。そうは言っても、汚れはさほどでなく、すぐに綺麗になってくれました。見た目の状態は結構良さげで、金属製の裏蓋の塗装剥がれも無いに等しい(1カ所だけぽちっと) スカイライトフィルターはコーティング剥がれが有りましたが、レンズの方にはなさそう。
残念だったのは僅かながらも「ファインダーにカビ」が発生している事。それと、フィルムカウンターが完全にリセットされない事です。どちらも致命的なほどではないので、そのまま使うのに支障はありません。カビは繁殖させないようにすれば良いだけです(保管を気をつければ大丈夫)

Digital Device Life & Work Diary-AGFA001 ・清掃が済んだAGFA OPTIMA Sensor

AGFA OPTIMA Sensorシリーズの特徴は、なんと言っても「オレンジ色のセンサーボタン」です。それと、大きくて明るいファインダー。デザインも秀逸ですね。
このモデルは、どうやら535と同じボディでシャタースピードが1000分の1秒まで対応したものの様子。535なら「AGFA OPTIMA」とあるところに「OPTIMA 535」のロゴが入ります。1035だと、さらにファインダー下に「セルフタイマーレバー」が付きます(ロゴはOPTIMA 1035) 他に異なるのは、このモデルは旧西ドイツ製では無いという事。他のモデルにはある「Made in Germany」の文字が裏蓋にありません。

Digital Device Life & Work Diary-AGFA002 ・裏蓋を開けたところ

内部も凝った作りになっています。フィルムは右側にパトロネを装填し、撮影済みのフィルムは左側に巻き込まれていくようになっています。もし、誤って裏蓋を開けてしまっても、撮影済みの部分は左側のカバー下に巻き込まれる為に感光してしまう部分は最小限で済むようになってます。この仕組みは、オートローディングですべてのフィルムを引き出してしまい、パトロネ内に巻き込む機構が出来るまでは最高のアイディアだったと言えるでしょう。

AGFA OPTIMA Sensorは、基本的に3点のゾーンフォーカスなのですが、以外にも最短90cmまでは寄れるように出来てます。3点の最短は1.5mなのですが、ボディ底部側に距離がプリントされていて、最短は0.9mとなっています。フォーカスリングも実際にそこまで回りますから、パララックスに気をつけさえすればそこそこ寄れるカメラなようです。

最初に書いたように、現状で対応する電池が無いので実際に撮影する事が出来ません。互換電池を売っているショップをネットで見つけたので、そこに注文する予定です。露出補正をかける事を厭わなければ1.5Vのバッテリーでも良いのですが、出来れば1.35Vの物の方がカメラにも優しいと思うのでそちらを入手する予定(ただし値段は倍以上)
早く撮影してみたいですね。この手のカメラは親父が使っている「Konica C35EF」以来だなぁ。



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by TREview