脱着式ストラップ | Photograph to Life ~生活に写真を~

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オークションで購入したF70にはストラップが付いて来なかったのですが、実はまだストラップを付けていません。首から下げて歩くのではなく、デイパックの中に常時入れて通勤時も持ち歩き、ちょこちょこ撮影してたりします。

でもまぁ、ストラップはあった方が便利ではあるのでそろそろ付けたいなと思っているのですが、F70のストラップ金具はF一桁やD一桁、D三桁の様な「三角環」でなく平たい鉄板を打ち抜いた形状の物(D二桁も同じタイプです) このタイプですと、簡易に取り外しが出来る金具を使ってストラップを付けるのに向いていません。三角環の場合は、円形の環に交換してしまえば簡単ですが、平金具タイプですとどうにも収まりが良く無い感じがします。
と言う訳で、以前から考えていた脱着式ストラップ用に革ひもとリベット、D環を使ってちょっとした加工をしました。

Digital Device Life & Work Diary-StrapRing001 ・表側

Digital Device Life & Work Diary-StrapRing002 ・裏側

作成に当たっては、先に大まかに長さを決めて革ひもを切断しました。切断後、穴開けポンチでリベット用の穴をあけます。このとき、折り重ねて一気にあけたいところですが、折り重ねてあけると下側になった方で中心からずれてしまいます。位置決めをしっかりして一枚のままで丁寧にあけた方が良いでしょう。革ひもの幅は10mm、革厚は2mmが耐久性もあって良いでしょう。

最大の難関は「リベット打ち」です。D環の方はカメラに取り付ける前に付けてしまいます。でないととてつもなく苦労する事になります。リベット打ちの時の台は、硬質のゴム板か固めの木材を台にしてやるとやりやすそうです。私は、穴開け用台座のゴムを台にしたためにカメラへの取り付けで非常に苦労しました。最終的には木材の端材を台にしてなんとか固定出来ました。それでも、リベットが少々ずれたり歪んだりしてしまいました。台にするのは100円ショップなどで売っている「ゴムの木」で出来たプレートなどを使うと良いかもしれません。リベットの種類によっては金床でもかまいません。
カメラ側に取り付ける方は、パーツが手に入るなら「ねじ止め」にした方が簡単かもしれません(ネジを締めるときにロックタイトが必須) リベットだと外したい時にちょっと苦労するからです。
リベット以外にも、革工芸用の糸など使って縫い付けるという方法もあります(道具があればこちらの方が簡単)

Digital Device Life & Work Diary-StrapRing003 ・ストラップを取り付ける金具の例

ストラップには上記のような金具を取り付けておけば自在に脱着出来るようになります。複数のストラップを気分で使い分けるなんて事も可能ですし、1本のストラップを複数のカメラで使う事も可能になります。
今回は、思い立って急ごしらえに作ったのでリベットのズレなど有りますが、時間を掛けるなど丁寧に作業すればもう少し綺麗に作れると思います。

今回、革ひもやリベット、D環の手持ちがあったのでこのパーツを作る為の出費はしていません(革ひもとD環は携帯ストラップを作るのに買ったあまり) 革ひもは、大きなホームセンターなどで売っている事も有り、1m単位で購入出来ます。色はお気に入りの物を探すと良いでしょう。カメラ本体のカスタマイズは難しいですが、この程度のカスタマイズなら自分で簡単に出来るのでチャレンジしてみるのも良いですね。



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by TREview