どこかしらの某評論家は、ホームでのオマーン戦を見て、「相手の実力を知ったのだから、アウエーでは当然勝たなければいけない」といっていたが・・・・果たして。
気温38度、日が落ちても35~6度。日が落ちると今度は湿気がむんむん。
スピードに対しては、はっきり言ってお世辞にも対応できていたとは思えない。何度かのピンチがあり、前半にクリアが中途半端になったところを決められた。
前半に得点して逃げ切るというのが作戦だったらしいが、あっさりそれが崩れてしまった。後半になってようやく日本らしいプレーが出来るようになった。玉田がドリブルで切れ込んでPKをもらい。遠藤が、遠藤らしい相手GKを“小馬鹿”にしたシュートで同点に追いついた。
とはいえ、柔らかいグラウンドと蒸し暑さと暑さに、日本の選手たちはがんばって走っていた。これは、ある意味評価できると思う。先制点を許したのはいただけないが、それでもPKとはいえ、同点に追いついたことは評価できる。
あと楢崎のファインセーブも無ければこの試合は、負け試合になっていたと思う。
ところで、某評論家のブログをのぞいてみたら、やっぱり大久保の退場のことについて触れられていた。私も正直、大久保の短気は本当にチームに対して損気になっている。まさに短気は損気だ。
岡田監督からも大が突くほどの叱責を喰らっていた。
当たり前である。ごくごく当然の流れだ。それにしも、某評論家、3日に書いていたブログでは、「相手の実力を知ったのだから、アウエーでは当然勝たなければいけない」といっていたが、それには触れずじまいだった。
そもそも、評論家が「相手の実力を知ったのだから、アウエーでは当然勝たなければいけない」などということをいってはいけないのではないだろうか。
実力には元々あるものと、環境的に付加価値的なものが加わることがある。今回は、監督交代、メンバーの入れ替え、38度の気温と高い湿度。日本にはない環境の元で戦った。
試合開始直後から、闘莉王のシャツなどはびしょびしょだった。汗がしたたり落ちる、呼吸も苦しい。そんな環境下で闘ったのだ。後半になると地元であるはずのオマーンの選手たちが足をつらせる光景を目にした。
今の時代、ランクは当てにならないと感じるのだ。いかに実力が低くても、環境とコンディション、グラウンドの状況などでランク以上の力が発揮されることもあるのだ。
あのブラジルでさえコロンビアの高地での勝率は高くない。それだけに、安易に相手を見下すようなことをいってはいけないのではないだろうか。