未完の V 。 | 裏くらばー。

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ゴルフクラブ好きのつぶや記
I LOVE 70's to 90's Golf Gear

昨日は  U  。今日は  V です。

 
V  …。  V溝 なんてのもありましたね。
V  …。  ViQ というのも。
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しかし、BASEを見渡して目に入ったのは、「V1」でした。タイトリスト Pro V1ボール。
 
2000年の10月。ラスベガスの衝撃ともいえる快挙がその存在を一気に知らしめた。優勝者を含むトップ10のうち6人が、従来にはなかったウレタンカバーのマルチレイヤー(多層ソリッド構造)ボールを使っていたからだった。
 
Pro  V1
開発責任者のビル・モーガンにインタビューした時、こう言っていた。
 
「テスト段階から評判がよく、開発コードネームをそのまま使って公認を取った。とにかく早く試合で使いたいという選手に応えるためには、名前はなんでも良かったんだ」
 
それが今やツアーボールの代名詞となった。
 
V1のVは、VictoryのV。
その後の圧倒的な勝利数を考えれば、そう言っても良さそうなところだが、開発責任者はさらりと単なるコードネームだったと述懐した。
 
性能がもたらす結果が、名前の意味を深読みさせ、これ以上ないネーミングのようにさえ感じさせてしまう。すごいことだと思う。
ホントは、Veneer(合板・積層)のV。
 
Pro V1、Pro V1xは今年またニューモデルが発売される。
16年経っても開発コードネームそのままに。
 
「もっともっとよくできる。まだPro V1は開発途中なんだ」
 
ビル・モーガンならきっとそういうだろうな、と思った。
 
未完の V。
 
開発マインドをリスペクトすると、そんなタイトルが思い浮かんだ。
 
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Ciao!★
 
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