「金山神社」。またの名を「釜山神社」。
紅葉で知られる白倉峡のそばです。
駐車場は少し上。白倉峡の駐車場。
そこにトイレあり。自販機なし。
「無くし物が見つかる」「お金が見つかる」神社。
ここまでなら「よくありそう」な神社ですが
ここにはちょっと興味が湧く由縁があります。
祀られているのは「お釜」。
南北朝時代に尹良親王(ゆきよししんのう)が
中尾生城に身を寄せていた際に使われていたお釜だとか。
「尹良親王」とは
大河ドラマでよく知られる様になった井伊家が
井伊道政の孫にあたります。
祀られている“お釜”は
よく見ないと見落とします。
言うなれば
「尹良親王」を祀っているわけです。
確かに岩の隙間に
古いお釜らしいものがありますが
これが600年前のもの…なのでしょうか。
このお釜は一度盗み出されたらしく
その際 お釜が大きな音で鳴り出したため
泥棒はすぐに捕まった…という伝承があります。
その場所は“釜鳴沢”とよばれているそうです。
うちのお釜は
ご飯が炊けた時にメロディを奏でる
もっとすごいお釜です。
LDKに祀ってあります。
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