NO ! BIKE ! NO ! LIFE ! -4ページ目

バイクに乗りなさい・・・。

3時間・・・幸せになりたければ



酒を呑みなさい。





3日間幸せになりたければ・・・



結婚しなさい。





8日間幸せになりたければ



豚を殺してたべなさい。


永遠に幸せになりたければ



釣りを覚えなさい。



釣りに没頭していた頃
大好きだった中国の古い諺。








私のハンドルネームのOpaは



開口 健と言う作家の
オーパ!オーパ!という本から
とったものだ。



その本の冒頭にこの諺が記されている。




作家でありながら・・・私はただの釣り人と言い張った

開口 健のその生き様はまさに釣り人の憧れだった。





NO ! BIKE ! NO ! LIFE !




本当はね・・・





BIGONEの最後の夜は
バイク乗りらしくナイトランにでも出て




いつものように流れ解散がしたかった私。ww





だって・・・





帰って行くみなさんをお店で
一人で見送るのは






あまりにもキツ過ぎる・・・





だからお互い見送るような感じで





いつもどおり





「じゃーーーまた!」って




お別れがしたかった・・・。






NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


最後まで

残ったみんなから


こんなサプライズが待っているなんて

本当に思わなかった。





NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


おれね・・・




前の仕事は決して「本気でありがとう」とは

言われない仕事だったからさ・・・




こういうの弱いんだ・・。






NO ! BIKE ! NO ! LIFE !





これからもリンゴの木を植える








言った私。





いまさらながら感じました。





リンゴの木はすでに育っていて

もう大きな幹を持っているんだ。





この幹は世界が終わりを迎えても

決して倒れることの無い太い幹。





そしてこの幹からはもう種がたくさんこぼれていて

その種からは着実に新しい芽が芽生えているんだ。





実を言うと




バイクで音楽を聴く・・・

バイクで無線会話があまりすぎじゃなかった私。





バイクはね。

以心伝心なんだと信じてる。





何度も走っているとね。





会話ができないからこそ





相手を気遣い、相手の気持ちになり

そして通じ合い




相手がなにを考えているのかわかりあえる。

そして思いやりに近い気持ちができて

譲ったり引っ張ってあげたりそんな行動が生まれる。




それがお互いの気持ちでシンクロした時




バイクは運命的につながれるアイテムとして

ただの乗り物じゃなくなるんだ。





そう思ってるんだ・・・。





そんなバイク乗りだからこそ

本当につながれるんだね。





NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

NO ! BIKE ! NO ! LIFE !




NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


素晴らしいお客様に恵まれて

本当に楽しかった5年間。




みんさんの笑顔とこのつながりは

私にとって永遠の宝物です。




私はバイクを降りるわけではありません。




これからもどこかを走っています。




もしどこかで見かけたら気軽に

声をかけてくださいね!





そしてまたつながりましょう!

バイクを通して。




長いようで短かった5年間。

本当にありがとうございました。





私は幸せなバイク乗りです。





いつの日にかまた

笑顔が絶えないみなさんの居場所を作ることを

誓って・・・





このブログの最後の更新とさせて頂きます。




NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


最後に私のおせっかいな種が実ることを祈りつつ・・・。



NO ! BIKE ! NO ! LIFE !




NO.BIKE ! NO.LIFE !

たとえ世界が明日滅びようとも・・

僕は今日もバイクに乗る。




たとえ世界が明日滅びようとも・・・

たとえ世界が明日滅びようとも

今日も僕はバイクに乗る。



NO ! BIKE ! NO ! LIFE !



この文面は


2009年より

NO BIKE NO LIFE


というロゴと一緒にお店のポスターや
ブログなどに使ってきた文面です。




NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

この文面の元は




たとえば世界が明日終わりだとしても
私は今日もリンゴの木を植える。


ドイツの神学者 マルティン・ルター(1483-1546
の言葉です。


ルターは牧師でもあり宗教改革の中心人物です。
キリスト教徒であり、なおかつ旧来の信仰に

疑問を持ち、およそ百条からなる「教会批判」をぶちあげ、
カトリック世界に大きな影響を与えた人物です。





「明日世界が滅ぶとしても」というのは、

そのまま額面通り世界が終わる(最後の審判が来る)ことと
考えてもいいですし、

または自分が死んで
しまうという意味かもしれません。



それでも「リンゴの木を植える」というのは?
「リンゴ」はそもそも
キリスト教世界では「禁断の実」として知られ



「タブー」や
「知恵(禁断の実を口にしたアダムとイブが知恵をつけたため)」、



そういったものの暗喩です。
(ルターの時代は教会の教義への批判はまさしく「禁断」「タブー」の領域でした)


それを「植える」ということは・・・自分自身のあり方や思想や
考え方を若い世代へ伝えて行きたいと言うことかもしれませんね。




明日、世界が終わりになってしまうということは、

今日、リンゴの木を植えても実りを得ることは出来ません。




リンゴの木、自体もなくなってしまいます。



それどころか、


その人のそれまでの蓄財も業績も記憶さえも無くなってしまいます。
あるいは人類の歴史でさえ無くなることですよね。
そして、自己と言う存在自体も忘却されてしまうことです。





「リンゴの木を植える」という表現には、
明日への希望を持って
どんな時にも前向きに日々の勤めを果たして行こう
そんなルターの熱い思いが込められてる気がします。

そしてその真意には、未来においてすべての存在が失われようとも
一人の人間が生きて存在したと言う事実は失われないと言うことだと・・・。

私は、このルターの言葉を




NO ! BIKE ! NO ! LIFE !









たとえ世界が明日滅びようとも、

今日も僕はバイクに乗る。







こんな風にアレンジしました。




バイクに乗ると言うのは、ある意味、




危険な乗り物であることを承知の上で
わざわざ特別な免許を取得し乗るということですよね。




NO ! BIKE ! NO ! LIFE !





でもそのリスクに取って代わるほどの
新しい世界を手に入れられる
素敵なことでもありますよね。





つまり。バイクに乗るというのは、ある意味、

「覚悟」に近い思いが必要でもあると思います。



NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


事故を起こさないように最新の注意を払って乗る。

たとえ

事故にあっても己の責任で乗ったものなのだから
そのすべてを受け入れる覚悟を持つ。そんな覚悟です。




だからこそバイク乗りは特別な感情でつながることが

できるんですよね・・・


NO ! BIKE ! NO ! LIFE !






さっき「また!明日!」と分かれた仲間がもう二度と
合うことができなくなるかもしれない、



今、目の前を走っていた仲間が別れの言葉も言わずに
いってしまうかもしれない・・



そんなことまでも受け入れながらつながるのです。

覚悟を持った人たちのつながりなのです。




NO ! BIKE ! NO ! LIFE !





私はそんなバイク乗りたちが気軽に集まれて

嫌なことや
楽しいこと
悲しいことや
嬉しいことを

一緒に感じれる仲間が作れる場所を作りたくて
がんばってきました。




NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

NO ! BIKE ! NO ! LIFE !




しかし、




5年間、変わらずにBIGONEを愛してくれた

バイク乗りたちに残念な報告をさせて頂きます。




2013年3月31日を持ちまして
Club BIGONEは閉店させて頂きます。





世界が滅びようとも、明日に向かって走り続ける、
新しいまだ見ぬ地を探して旅に出る



そんな希望を持った人でありたい、いてほしい。
そんな思いを込めてこの文章をポスターにした5年間。




たくさんのバイク乗りの笑顔に触れ
たくさんのバイク乗りの素顔に触れ
たくさんのバイク乗りの苦悩に触れ
たくさんのバイク乗りの感情に触れ



颯爽と風を切って登場し明るい笑顔で

入り口のドアを開けて入ってくるみなさんの姿を
永遠に忘れません。




NO ! BIKE ! NO ! LIFE !




私はBIGONEというお店で
たった5年間の歴史しか作れませんでしたが

いつか振り返った時にみなさんの記憶に残る店であってくれてたら・・・

そのときは心の底から嬉しく思います。




NO ! BIKE ! NO ! LIFE !



いつの日にか・・・




またバイク乗りという特別な価値観で
つながれる愉快で楽しい場所を作ることができたら、



若い世代がバイクに乗りたい!バイク乗りになりたい!
そんなバイク乗りとして存在できたら・・・



そんな希望をもって

明日からもリンゴの木を植えます。





残りわずかな営業日ですが
どうぞ房総においでの際には気軽にお立ち寄りください。



NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


NO BIKE NO LIFE

たとえ世界が明日滅びようとも今日も僕はバイクに乗る。


春一番!!

きたーーーーーーっ!



(>▽<)きゃー♪




春一番!!!






NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

BIGONEの立地では大きな駐車場から吹く風が南風です!




ほら!コカコーラののぼりが今にも折れそうでしょ!!





\(◎o◎)/!

いかんいかん!

はやくたたまなきゃ!ww





この生ぬるい・・・

そしてBIGONEの屋根すら吹き飛ばしそうな

強烈な突風は





そうです!紛れもなく!





春一番です!





来たねぇーー春の便り。





窓際は温度差が激しいのでよけてあった

植物君たちにも日光浴。






NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

いやーーーーこの子たちも大きくなったなぁ。。





膝丈くらいしかなかったのに・・・

今じゃおれの背丈くらいある・・・・





こんなところで5年間っていう時間の流れの

軌跡を見つけたりする。






この子たちは





BIGONEのオープン記念でハーレーのチャプターさんに

頂いた子たち。





枯らさずになんとかここまで元気に育ってます。





この子たちが最初どんくらいの背丈だったかなぁー

なんて古い写真をひっくりかえすも・・・





観葉植物だけ撮る感性が私にはなく・・・諦める。






でもこんな写真がたくさん出てきた。






NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

まだ息吹をあげる前のBIGONE。



バイク乗りの謙遜も笑い声もないただの箱だった頃のBIGONE。



NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

ここにも5年の軌跡・・・なんだかガチャガチャだけど

確実にバイク乗りたちの足跡が刻まれて育ってきた。



NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

真っ白なキッチンの壁・・・ポスターもなにもないただ白い壁。



NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

煤けて汚れたけど・・・・ここへきてくれたバイク乗りたちが吹き込んでくれた

バイカーズカフェとしての鼓動。



NO ! BIKE ! NO ! LIFE !


NO ! BIKE ! NO ! LIFE !

もうちょっとですな・・・・彼らが喜び勇んで

走り出す季節。






おれの背丈まで伸びたドラセナ・・・

5回目の春が来る。