車輌引上げ作業 | SAT Club ( La Belle Equipe!! )

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SAT JAPAN Road Service inside story !!                          
2013.11.1 SAT Project in Yangon 本格始動!

ミャンマーのドライバーの皆様のもしも!! の時に備え
SATは24時間365日、年中無休で待機しています。

なかなか日本ではお目にかかれないレスキュー作業が多いのがミャンマーでのご依頼。

ということで、今回のご依頼は小川に落下し木に挟まれた車輌の引き上げ。

恐らくこの事故は、現状から推測すると落ちた拍子にクルマの後ろが跳ね上がり、その場で少しズレて着地。その時、ズレたところに木がタマタマあって、木に挟まれた形になったと思われます。その為、その木が邪魔となりにっちもさっちも行かない状態。こんな事故の依頼を受けました。


現場は、写真左のように駆け上がりがあり、車体が半分浮いている状態。下には小川があります。車両重量が重い車両でしたので、この車両を引き上げるのに40分もの時間を要してしまいました。(笑)

何はともあれ、車輌引上げは殆ど作業傷をつけないで引き上げ完了!!

車両を運搬する準備をしていたら、警察さんから運搬作業のストップが。。。
事故処理も終了しているハズなんですが・・・。

警察さんに、なぜ?ときいてみたら、運搬は警察さんの関わりのある会社に依頼するとのこと。通常は警察さんが居たならば当社に手出しをさせないようされるんですが、今回は難しい作業。ならばSATに作業をさせて、後は警察さんと関係があるところに運搬を頼む。ということになったんでしょう。(笑)

当社が最後まで終わらせれば警察さんにとっては何のメリットもありませんから。
まあ、こんな事を言われるのはもう既に慣れっこになりました。これもまたミャンマースタイルでしょうか。(笑)

後からの話によれば、警察さんが指名する業者さんが後ろの木は根元から伐採し強引に引き出すと言われていたそうです。お客様にとって愛車をそんな形で扱われるのは辛いものです。当社のSAT Club の会員さんがSATなら何とかしてくれるんではないか?と聞きSATにご連絡を頂いたようです。

何はともあれ、
ドライバーさんも怪我は無く、車両を救出できてよかったです。

ギャラリーの皆さんからの車を引き上げに成功した際の歓声。ジャパン!ジャパン!マイスター!マイスター!と呼んでくれたのは恐れ多く、私自身くすぐったい感じでしたが、行う作業内容を事故処理の待ち時間を利用して説明したら、彼らの目が可愛いらしく輝いてくれていたのが印象的でした。これが何よりの私たちにとっての報酬です。


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