私はシュリンプ飼育初めて20年となります。
インターネットが家庭に出始めた時です。
ビーシュリンプがすごい高価で、ホワイトビーが誕生するだけで大騒ぎ!
中国原産シュリンプ、クリスタル、バンド、日の丸、進入禁止、モスラ、丹頂、白ビーと進化していきました。
当時はビーシュリンプ1匹10万円以上が当たり前でした。
16年前に、大阪のペットショップが、おそらく初めて日本に台湾から輸入されたのが、ブラックシャドーです。
家が近所でありましたので、運命的な出会いでした。
店員:増やしたらもうかるので、購入しませんか?1匹10万円です。今回30匹だけ日本に入ったのでと。
今でも鮮明に覚えています。
当時私はお金がありましたので、15匹150万円払って、新種飼育を開始・・・ギャンブルが始まりました。
店員の飼育方法を聞き、忠実に再現して自宅で飼育開始しましたが・・・・
RO浄水器、高級ろ過器、高級ろ材、バクテリア、TDSメーター、添加剤など、設備だけで20万は使いました。
10日ぐらいから、ぽつりぽつりと★になっていくのです。
残り7匹になった時です。
私:80万消えたので、飼育方法も完全にしているのに全然結果が出ないから、逆の飼育をしてみようと思ったのです。
どうせこのまま飼育していても、★になるのは間違いないと確信したので。
逆の発想はまず、ソイルを洗わないでと言われていたが洗いました。
★になるという事は、汚れは何かと考えた結果。
ROをやめ、水道水でマメに水替え。
ろ材も取り除き、綿に変えました。
バクテリアも投入をやめ、シンプルにしたのです。
どうでしょう(笑)動きが良くなりはじめたのです。
えさも食べなかったのですが、日数経過すると食べ始めてくれました。
当時ソイル洗うと発言すると、おかしい人扱いでした。
月日がたち、初めて妊娠抱卵し、稚エビが残ったのです。
私は、店員の逆の飼育をしただけでシュリンプが元気になり成功したのです。
当時は、私も初心者でしたので、店員が繁殖させたわけでもないのに、素直に教えに従い飼育してしまいました。
おそらく日本で初めて、自宅でブラックシャドーを繁殖させました。
何もしなくてもアッという間に、日本全国から私の自宅にお客さんとしてくるのです。
自宅なのにお客さん待ち、渋滞出来たぐらいでした。
繁殖成功で、増やされたと聞いて購入しに来ましたと、4匹で100万円いただいてました。
調子になった私は、ヤフーオークションで出品し、最高額1匹80万で落札された方もいました。
金銭感覚もおかしく私はなりました(笑)そのお金どこ行ってしまったのやら(笑)
一度繁殖方法を成功させたら、同じことを繰り返したらよいと考え、順調に大量ではありませんが増やしていました。
今の飼育スタイルの、元になります。
今でも成功した事だけを繰り返し行っているだけなのです。
一気に有名になった私は、店を出したのです。
ブラックシャドーの入荷真実!
ブラックシャドーは台湾から輸入されたのです。
初めはパンダ柄→キングコング→フルブラックの順で入って来ました。
名前もついていなかったので、名前を決めた覚えもあります。
パンダからキングコングまでの入荷時期は長く、1年ペースでした。
当時私が行っていた作業は、シャドーではパンダ、ビーシュリンプではバンドです。
バンドの細い個体で繁殖させ、いつの日かモスラを作るんだと取り組んでいました。
まずは日の丸を目指し、片方は日ノ丸、片方はパンダが誕生し、1年ぐらいで日の丸が完成いたしました。
台湾と日本どちらが早く作出出来るかの競争していました。
当時、今ほどの飼育技術も無かった為、進化には時間がかかりました、
日の丸柄作出は私たちで作れましたが、モスラ柄は、台湾の方がはやかったかな?記憶が薄れています。
モスラ柄出たと同じぐらいで、タークイズが台湾から入って来た覚えもあります。
4年もシャドーブームとなったのです。
ブルーターコイズと命名したのも、私でした。
ここで勉強した事は、シュリンプは原種に戻る為、フルブラックなるかターコイズになるか。
途中で柄を止めているのが、パンダやモスラになる事を勉強しました。
図で説明。
フルブラック=キングコング=パンダ=タイガー=日の丸=進入禁止=モスラ=ターコイズ
最終は一色です。
現代と違い非常に分かりやすいと思います。
私たちが本当に実験し、分かりやすく説明してきました。
本日はここまで~明日もこの続きを!ほなまた~