第1回は、ビーシュリンプの出会いからブラックシャドーまでお伝えいたしました。
第2回は、ピントシュリンプとの出会いです。
ブラックシャドーの人気が落ち着いた頃、はっきりとした時を覚えていませんが、10年前ぐらいの事です。
ピントシュリンプを日本に持って来たのは、私たちが初めです。
ある社長とバイヤーと一緒にドイツに行きシュリンプ品評会でドイツ人が所有するピントシュリンプが優勝し、品評会ど会場で最終オークションされてます。
見事に落札し持ち帰ったのが、始まりです。
当時社長が、ピント全部預けるから繁殖させてくれといわれ、全てを手にした事を覚えています。
10匹ドイツから持ち帰り、繁殖スタート。
飼育環境分からないまま、シャドーシュリンプと同じ環境で飼育した結果、無事初回から繁殖成功しました。
純粋なピントシュリンプを飼育していたので、生まれてくる子供もすべてピントが生まれました。
ピントを作出する時に使用した、ピントビー(ハイブリッド)がドイツから関空に到着、私の店で全国に送った覚えもあります。
ピントシュリンプは、私が作ったわけではありませんが、当時のファンシータイガー×シャドーでピントビーが生まれ、累代重ねて、ピントシュリンプが生まれたと確信しています。
純血のピントは、私が金額の相場を作り1匹35万円を付けました。
純血のピントが欲しいけど買えない方は、ピントビーで繁殖する事で大流行でした。
ハイブリッドなのに、メスで3万円は当たり前の世界でした。
ピント飼育して半年で、販売もしながら200匹ぐらいにしました。
半年で、ピントだけで3000万円の売り上げも記録した覚えが・・・
ドイツに行った日本の社長にお礼で、現金100万円と当時シュリンプ取り引きしていた韓国ソウル旅行に招待しました。
3日間で、飲み代150万円使った思い出が・・・
シュリンプで良い思いをした時代です。
私たちが初めて日本に持って来たのですが、横取りする方が多く現れました。
ドイツでは、ピント作出者は数人同時に存在していました事を知っていた為、他のルート買占めや契約などが起きていました。
ピントシュリンプは初めは頭部分にスポットが全くありませんでした。
時が流れて数ヶ月で、頭部分にスポット(白丸)が出始めました。
スポット1つに付きで、1万円高価に値段付けも行いました。
純血のピントを数多く所有していましたので、ピントビーの飼育は私はしていませんでしたが、ピントビーから色んな個体が作られたのも事実です。(クラウドなど)
ピントの柄の表現が難しく、シャドーの様に簡単に名前が付けれなかったのも記憶しています。
ピントスポット5とかです、写真のピントはスポット3です。
ピントフルブラック、ピントターコイズなどは分かりやすのですが、ピントパンダ、ピントキングコングなどの柄の名前は付けるはしませんでした。
当時は、シャドーは台湾産ビーシュリンプハイブリットで新種作成された、ピントはドイツ産、ファンシータイガーハイブリット×シャドーで新種作成されたは分かっていましたので、全くの別の種類と思って案内していました。
今考えると、ビーシュリンプからのハイブリットは、ビーシュリンプは体に模様が少ないので、シャドーシュリンプに比例しています。しかしシャドーキングコングは、ビーシュリンプには存在しないのも、今後の研究なのです。
次回は、ナナシーシュリンプです。
半月前にギャラクシー抱卵10匹を水槽60cmで産卵させる報告いたしました。
10匹抱卵で、9匹が産み終わりました。
予定では、150匹稚エビ目標でした。
現在150匹を記録したしまして、ほっと一安心。
絶対皆さんはまねできないと思いますが、稚エビ水槽移動の写真です。
マネすると、稚エビ★になる事が多いので注意必要です。
途中経過報告
自信が無いと出来ませんが、生存率を最高に上げるため移動させています。
引っ越しの準備します!
ほなまた~