私は彼の歌声をもう一度聞きたい!





私が唄うのは嫌だし、





初デートで密室って





緊張で倒れそうだ……あせる






そうだ!!





映画にしよう!





会話に困って気まずくならないし、





同じ空間で





同じモノを共感できる!









『久々に映画観たい!リン』





彼がシラけたらどうしよう…


相変わらずマイナス思考で返信を待った。







『ちょうど観たい映画がある!カツ』







マジですか?

そりゃ良かった^^






『良かった!じゃあそれ観よう!リン』






何を観たいかもわからず、聞かず、返信した。







明後日ついにデートだ!!!!
『冬休みの予定は?リン』





X'masをピンポイントに聞けないところが私らしいあせる





『年末はスノボ行く!カツ』




年末って…




12月自体が年末だし、




24日25日も年末だし





30日31日も年末だよね……






『冬休み』って私の聞き方が悪かったんだけど…






もじもじしてたら






横で経過を見てるマイが





「リン、カツ君の番号打って」






この子は何をする気だろう?





躊躇する私に少しイライラした感じで





「いいから早く!」






言われるがまま番号を打った。







マイのベルを打つ指は早いっっっ






何て打ったか解読できずそわそわしていると






ベルが鳴った。










『オッケー!どこ行く?カツ』







えっ?????



「マイ、何て送ったのよ?」




「『X'mas会えない?リン』て送ったんだよ。あんた達見てたらまどろっこしいのよね瀅」






そんな直球を投げたんですか…
もう告白じゃんか……






でも、断られずに乗り気に返してくれたので結果オーライだねあせる





とりあえず




『ありがとう!考えとくね!リン』





と返した。






この素敵なカラオケデートは





2学期が始まってすぐのこと。





あの日から何の進展もないまま






今までと変わらず



『ただいま』


『おかえり』


『オヤスミ』




このやりとりだけを日課に





もうすぐ冬休み&X'masの





12月を迎えた。





私も彼も奥手だし、





デートに誘う勇気もない。





きっと淋しいX'masを過ごすんだろうな






消極的な私に、





恋に関しては積極的なマイは





思い切ってX'masデートに誘うよう





背中を押してくれた。