2人きりでカラオケなんて




緊張して倒れそうなんて思ってたけど




商店街を何周も廻って疲れたのと
無言に耐えられなかったから




意外にもホッとした






彼が先に唄いだした。






やっぱり上手いな~




もう聴き手専門でいきたいくらい。





二人とも2曲くらい唄ったくらいに






カツ「唄ってほしい歌とかある?」




上手い人しか言えない台詞だ。





唄ってほしい歌はある。





リン「イエモンのJAM好きなんだよね~お願いします珵」





カツ「あっ!オレも好き好き!じゃあ唄いま~すカラオケ








彼が唄いはじめた。





♪♪GoodNight~美しく~



♪♪♪



♪♪♪♪





ヤバイよ…




好きな人が唄うと


なによりも胸に響く…






涙が溢れてきた……………






もう隠しきれないくらい





涙が頬を伝う……………















彼が手を握ってくれた。
映画が終わった…






カツ「終わったよ」





リン「すごかったね…」





カツ「オレ、隣の奴のポップコーン食べる音が気になって、全然映画に集中できなかったし…」





リン「席代わればよかったねあせる観たい映画だったのにね…」







何だか後味が悪い感じで




映画館をあとにした…










カツ「……」



リン「…………」



カツ「………………」



リン「……………………」




何周この商店街を廻っただろうか。
お互い会話のないまま、時間だけが過ぎた。





こんな雰囲気になるくらいなら、会わなきゃよかった…。



何か話さなきゃ……







カツ「カラオケ…行く?」





リン「そうだね。もうこの景色も見飽きたねあせる





カラオケボックスへ入った。
24日X'masイヴ






待ち合わせはお昼過ぎの14時に駅で。






10分前に着いた。











キョロキョロするのも嫌で、






でも地元だから回りは気になるし………






5駅向こうに住む彼が





待ち合わせ時間から5分遅れで到着した。





カツ「オッス!」




リン「遅刻だ~瀅何おごってもらおうかなぁ~」






よくあるやりとりを繰り広げてみた。。。





カツ「映画おごるよパー





リン「いいよ~あせる冗談だって」





そんな盛り上がりに欠ける会話をしていたら





すぐに映画館に到着。





彼が観たかったのは









奇跡の脱出的アクション映画だった。






恋愛映画ではなくて少しがっかりしていると






ホントにチケットを買ってくれたあせる






リン「お金返すよパーホントに冗談だからあせる







カツ「X'masだし、気にすんなってチョキ






彼のプライドもあるし、





お言葉に甘えて





映画館の中へ入り…



約3時間近くもくもくと映画鑑賞をした。