新クラスになって2Wが経ち






新しい友達もできたけど






彼とのやりとりはあの日以来なくなってしまった。















新クラスの懇親会~















おきまりのカラオケ。










カラオケに行く度に












彼の歌声を思い出し切なくなる。






















突然、騒がしい店内に


















黄色い声援が聞こえた。
















『カツ君のクラスも来てるよ!』









隣の部屋でカラオケしていた

同じクラスになったマイが、











慌てて私の部屋に報告に来た。














もちろん、黄色い声援の主は

ケイって子たちだった。













『でもケイちゃんって○○高校に、中学から付き合ってる彼氏がいるんだよ~。
ただのファンなんだし、リンも完全に消えないうちにカツ君に連絡しなよ』









マイが背中を押してくれたけど、









今更何て連絡するの…?











私は彼の方からの連絡ばかり期待して











自分からは動けなかった。












最近、








私が意識していたせいか











ケイって子と廊下ですれ違う度に











鋭い視線を感じる。










多分、
ケイって子は彼が好きなんだろう。











私とカツ君が、











クリスマスデートしたりしたことで、










少なからず私たちに対する噂もあったから










前から彼に気があったなら








私のこともチェックしていただろう。











《こんな女が相手??》









という感じの視線だった。











喋ったことなどないけど











相当したたかで気が強い子って言うことはわかる。












何もしてないのに









目の敵にされるのは辛いし








私の評価を下げるために
有ること無いこと悪いことを










誰かにましてや彼に触れ回られるくらいなら










私は身を引こうと思っていた。


新学期が始まった。







今日はクラス替えの発表がある。







彼と気まずいままクラスが離れたらどうしよう…








担任の口答での発表に






息を飲んだ。














違うクラスになった…








もう終わりだわ………………












結局、直接言葉を交わさないまま

クラス移動になった。

















「キャードキドキめっちゃ嬉しいドキドキ







遠くから女子が騒ぐ声がする












あのカラオケの一件の




クラスの女子とケイって子だ。








同じクラスになったんだー……






っと特に興味もなく見ていると

















……





彼も同じクラスだった。






ケイって子は








彼と一緒のクラスになったから







喜んでいたのだ。








神様は残酷にも










私にとどめを刺した。
カラオケが土曜日で






週明けから新学期









日曜の夜、











『おやすみなさい…カツ』









どこか遠慮がちなベルが入った。









あまりにも避けると
ホントに彼との繋がりが絶えてしまう










『おやすみ~リン』










何もなかったように返事をした。









『何か怒ってる?カツ』







彼は気にしてくれていた。














彼女でもない私がヤキモチ妬くのも重いだろうし。。。


『モテモテだね!リン』





強がる気持ちが先走って
彼が離れてしまうような返信をしてしまった…







『何でそんなこと言うの?カツ』







『ファンが増えたみたいじゃん』









『どういう意味?カツ』










『歌が上手いとモテるよね』








最低な言葉を送ってしまった。





でも後の祭り…










『もう寝るわカツ』










完璧に彼を怒らせてしまった。