たくさんの出会い | 「芽吹きの会」被災地の子どもたちへ笑顔を届けたい!!

前回の「子ども服」では、【ママ友】主流でメールで告知させていただきました。



今回は、更にたくさんの方のご協力で、店内ポスターやブログ、ツイッターなどでも呼びかけました。



その結果、地域も年齢層も広く、子育て層に加え一段落された方、孫かわいがり世代の方などもボランティアや文房具のご提供にお越しくださいました。



そして、驚いたのが



「うちの学校でも子どもたちが自主的に文房具を集め始めました」


と言うお話や



「PTAで話し合って、うちの学校でもぜひボランティアに参加したい。子どもたちにも授業として経験させたい」



と言うお話もいただきました。



素晴らしい!!



この国の子どもたちに足りないのは【ゆとり】でも【学力】でもなく【思いやり】だと私は思います。


困っている人に手を差し伸べる事を教える教育ではなく


困っている人がなんのためらいもなく「助けてください」と言える環境を作ること。


そして、それになんの疑問も感じず手を差し伸べてあげられる心を育てる事。



その教育が他の先進国に比べて劣っているように感じてしまうのは私だけでしょうか?



今回こんなお話をいただき、未曽有の大震災で失うものが多かったけれど、


それによって得るものもあったのではないかと思いたいです。


【前例が】とか【学校とPTAは別物】とか一見理解できそうでできない理屈を並べたて


教科書では学べない心の勉強のチャンスを逃すのがもったいないなと・・・・


私も、子どもたちに募金箱を持たせて街頭に立たせるのはいかがなものかと思いますが


仕分けを手伝ったり、手紙を書いたり、がんばっている大人を見たり、


誰かのことを想いながら自分の大切にしている文房具の中から何か一本選んで寄付することで


何か感じるものがあるのではないかと思います。



「今後このような活動をする時には声をかけてください」


と言ってくださっている幼稚園や小学校もあります。

そして


「支援のヒントがあればと思って来ました!!」


と一人の女性に声をかけられました。


物資を集めても、やはり輸送手段や輸送先がネックになるようです。


色々なお話をさせていただき、「どちらからですか?」との問いに



「埼玉です!」


と!!



ここは横浜です。


何と、埼玉からブログを見てボランティアに参加してくださったそうです。


そして、被災地にもボランティアに行ってきたとのこと・・・


失礼ながら、「身軽なお一人の方なのかしら?」と思っていましたら


四人のお子様がいらっしゃるそうです。下は小学生・・・・


「母の日にプレゼントはいらないから三日間だけ時間を頂戴!!」


と言ってボランティアに出かけて【泥かき】などをしてきたそうです。


といっても、一般のボランティアが入れる場所はごくごく一部で


まだほとんどの場所がご遺体がそのままで【ガレキ】としての処理ができず


重機が入れないために自衛隊による手作業の撤去が行われているそうです。


そんな現場へ一人で・・・


もう、頭が下がります。すごすぎです。


「子どもが小さいから」とか「妻だから」とか単なる言い訳なんだと思いました。


もちろん、誰もが同じようにできる事ではありませんが


【できない理由】を口にするのではなく【できる方法】を考え実行することが大切なんだと改めて思いました。




私は被災地には行けません。行きません。


なので、ここでできることをできる分だけ続けていきます。


「行きたいのに行けない!!」と悶々とするより


被災地ではないからこそできる事をしていきたいと思います。


それが私たちのボランティアです。


そして、それでいいのではないかと思います。


正直、震災から二か月がたち、二度目の支援活動と言うことと、「新品」がネックになり


「今回は集まらないのでは・・・」


と思っていました。


ですが、やっぱり【子を想う母】【何かしたい】の気持ちは前回と変わらず、いえ、それ以上に強く感じられました。


阪神大震災では復興に10年かかりました。


今回はそれ以上かかることでしょう。


忘れず・風化させず 細く長く続けていければと思います。





文房具を持って来てくださった方で、以前文房具を集めて送ったという仲町台のパン屋さん(ブルーコーナーさん



今回、事前にいろいろお話を伺い、アドバイスもいただきました。



そして、次回「一緒にプロジェクトを立ち上げましょう!」


とお誘いを受けました!!


【芽吹きの会】


その名の通り、根を張り芽吹いていっています。



「夏に向けてのプロジェクト」



決定したらこちらでお知らせいたします。



どうかご協力お願いいたします。