朝は一日のスタート。だけど、ADHDの子どもにとっては「時間通りに動く」「次の行動に移る」ことがとても難しい時間でもあります。我が家でも「早くしてー!」が毎日繰り返され、親も子もぐったりしていました。
そんな中、少しずつ取り入れて効果があったのが「見える化」と「選ばせる」工夫です。
まずはルーティン表の導入。イラスト付きの朝の流れ(起きる→顔を洗う→ごはん→着替え→歯みがき→出発)を、壁に貼るだけで子どもの意識が変わりました。「次なにするんだっけ?」と自分で確認できるので、声かけの回数もぐっと減ります。
次に大事なのは「選択肢を与える」こと。たとえば「今、歯みがきと着替え、どっちからやる?」と聞くと、子どもは自分で選べることで前向きになり、動きやすくなるのです。
また、タイマーも効果的。時間の感覚がつかみにくいADHDの子どもには、「あと○分で○○するよ」と視覚や音で伝えることで、スムーズに次の行動に移れます。
そして忘れてはいけないのが成功体験を積ませること。「今日は自分で準備できたね!」と小さな成功をほめることで、自信と習慣が育ちます。
朝の支度は毎日のこと。親の声かけとちょっとした工夫で、子どもも自分らしく一日を始められるようになります。

