キッチンをはじめ、トイレや洗面所など水周りを移動させるリフォームは、配管工事が伴います。


一戸建てならば配管工事に手間がかかるものの、まったく別の場所への移動も可能です。


しかし、マンションなどの長岡京の物件 ではかなり制約がでてきます。


キッチンや洗面所などより排水管が太いトイレは、便器の向きを変えたりちょっとずらすといった程度はできても、部屋の向こう側にといったような大きな移動はまず無理でしょう。


また、ほかの水周りに関しては、排水管の勾配が取れるかどうかで移動できる範囲が決まります。


たとえばキッチンを動かした場合、新しく設置するところから排水管を引いてそれまで使っていた排水口につなぐことになります。


・・・このとき、排水管の中を水がスムーズに流れていくように、50㎝の長さで1㎝下がる排水勾配をつけなければなりません。


勾配が取れないようなら、床を上げたりカウンターやキッチンセットなどの中で処置します。


・・・どちらにしても、水周りの移動は専門家とよく相談をして行いましょう。



子どもとのコミュニケーションを大切にしたいというリクエストがあったお宅のリフォームを紹介します。


長岡京の中古住宅 に住んでいる家族です。


お母さんは仕事を持っているので、小学2年生の子どもはカギっ子です。


夕方仕事から帰ってきたお母さんはあわてて夕食の支度をするという毎日で、独立型のキッチンではゆっくり子どもの話を聞く間もありません。


夕食が終われば、片づけをしたり洗濯物をたたんだりと家事に追われてしまいます。


そこで子どもと話ができるようにキッチンから顔が見える場所にちょっと大きめのカウンターを設置して、宿題をしたり本を読んだりするスベースとして利用することにしました。


おかげで夕食の支度をしながらでも話ができるうえ、家事コーナーとしても使えるので便利と評判です。


・・・ただし、せっかくコミュニケーションの場をつくっても、あまりに快適すぎる子ども部屋を提供してしまうと部屋にこもって活用されない場合もあります。


子ども部屋はゆっくり眠れて勉強に集中できれば十分。


あまりにも居心地のよすぎるのはマイナスになってしまいます。




6歳と3歳の子どもがいるお宅で、親から譲り受けた2DKの長岡京の中古マンション に住んでいます。


上の子どもが小学校に入学することになり、勉強机が必要になりましたが置くスペースがありません。


7~8年後には一戸建ての購入を目指して貯金をしているところなので、あまりお金をかけずに勉強するスペースを作りたいとのことでした。


そこで目を付けたのが押し入れ。


中に入っていた要らない物を処分し、ほとんど使わない物はひとまず実家の物置に預けることにしました。


これで幅が約180㎝、奥行きが90㎝ほどのスペースを確保することができました。


知り合いの大工さんに頼んで、本棚やライトをつけてもらい立派な勉強スペースに早変わりです。


下の子どもの勉強スペースもでき、工事はわずか1日で終了しました。


あるいは、押し入れを全部つぶせない場合は、いつでも引き出せる机を押し入れに組み込むことで必要なときはいつでも手前に引き出して使うことができます。



家具とアコーディオンカーテンを使って1部屋を2つに分けたのは、長岡京のマンション に住む2人の女の子がいる家庭です。


姉が高校の受験に取り組むようになったころ、個室の必要性を感じるようになりました。


・・・ただ、仲のいい姉妹でおしゃべりをしたり、勉強を教えたりしているようなのでスペースを共有できるようにしたかったそうです。


そこで、アコーディオンカーテンで開け閉めができるようにし、必要なときだけ個室化できる部屋になりました。


・・・ただし、この方法では完全な遮音はできないので、隣にいるときにはお互いに配慮が必要です。


一方、家具で部屋を仕切り個室を作ったお宅もあります。


こちらは知り合いのお宅の失敗が新訓になっています。


・・・というのも、せっかくお金をかけて子ども部屋を作ったのに、地方の大学、会社へと進んだため部屋が使われたのはほんの3~4年でした。


そこで、簡単に元の部屋に戻せるようにと、家具の間仕切りにしたそうです。


もっと簡単にボードを十字に組み合わせたパーティションで空間を4つに区切るという方法もあります。



3歳違いの姉弟をもつお宅でのリフォームです。


この家族は長岡京の戸建 に住んでいます。


小学校高学年になった姉が個室をほしがるようになりました。


住まいは2LDKで夫婦の寝室と子ども部屋に使っているので、部屋数に余裕はありません。


そこで、子ども部屋として使っていた7畳ほどの洋室を2つに分けることにしました。


単純に考えると、1部屋3.5畳。


ここにベッドや机、本棚などを置くとかなり狭くなってしまいます。


・・・そこで、2段ベッドの発想を利用して部屋を分離することにしました。


部屋の中央にベッドを置き、もう一方の部屋のベッドはその上の空間を利用します。


部屋の仕切りは段型になって、ベッドのスペースを半分だけ節約できたことになり、少しゆとりが生まれて姉弟とも大満足だったそうです。


しかし、いつの間にか個室にこもりがちになったうえ、しかも玄関脇の部屋だったために家族は子どもの帰宅に気づかないこともあるようです。


・・・子ども部屋は、リビングやキッチンを通った奥の部屋にすれば目が届きやすかったと反省しているそうです。



今日からブログを始めます。


週2回くらい何か書ければいいなと思っています。


わたしは長岡京市に住んでいるので、長岡京の不動産 情報や物件についてのこと、あるいは、リフォームなどについて書きたいと思っています。


全然関係ないことも書くかもしれません(笑)。


どうぞよろしくお願いします!


さて、ではまずは空間づくりについての話をしたいと思います。


双子の子どもがいるお宅で、子ども部屋を作ったときのアイディアです。


小学校に入る歳になると、落ち着いて本を読んだり文字を書いたりする場所が必要になってきます。


さらに、自分の持ち物を自分で管理させるのも大切な教育と考え、それまで多目的に使っていた6畳の和室を2人の子ども部屋としてリフォームすることにしたそうです。


ところが6畳に2段ベッドと机、本棚や小さなタンスなどを置いたら、それで部屋はいっぱいになってしまいます。


まだ2人で一緒に遊ぶスペースも確保してあげたいと考え、もっともスペースが必要なベッドを思い切って頭上に持ってきました。


高いところに登るのが好きな子どもたちには、この吊りベッドは大好評だったそうです。


他にも子ども部屋のベッドのアイディアはたくさんあります。


ロフト式にして下はタンスなどの収納にしたもの、戸棚の中にしまっておき使うときだけ出すタイプや電動でベッドが上下するものもあります。


・・・狭い部屋だからといってあきらめることはありません。